新型コロナウイルスにより生活様式が大きく変わった今年、戸惑いや不安を感じている人も多いだろう。そんな生きづらさを抱えるすべての人に向けた、人生の処方箋的な書籍が間もなく発売となる。
ネコノス合同会社は、小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」の著者である、燃え殻氏の新刊「相談の森」を12月1日(火)に刊行する。
著者・燃え殻氏が「人生をなんとか乗りこなす方法」を公開
同書は、文春オンラインの人気連載「燃え殻さんに聞いてみた。」を書籍化したもの。人気連載をまとめた同書には注文が殺到しており、発売前に重版が決定したそうだ。
生きている限り人はいつも悩んでいる。家族との関係や職場での振る舞い、恋に、将来に、過去の失敗に…と悩みは尽きない。そんな悩みの1つ1つに対し、自身も迷っているという著者・燃え殻氏が「人生をなんとか乗りこなす方法」を公開するという。
コロナ禍の今だからこそ、物事を諦めつつ受け入れる同氏のしなやかな対処法が役立つとしている。
「このままでいいのかもしれない」とホッとさせられるかも
同書は「かつての家族が忘れられない」といった相談から、「バーでぼったくられた」「尿意が我慢できない」といったものまで、重い相談から笑える相談まですべてを収録しているという。
答えを出すのではなく、相談者とただ一緒にいることを大切にしているという同氏。人生を左右する大きな悩みから、思わずクスリと笑ってしまうような悩みまで、あらゆる悩みを自分のこととして考える同氏の不思議で複雑な回答が満載とか。
ずばり解決策が示されるわけではないにもかかわらず、「このままでいいのかもしれない」とホッとさせられる61篇のQ&Aを収録予定だとしている。
燃え殻氏は、1973年神奈川県生まれのテレビ美術制作会社勤務、小説家、エッセイスト。
2017年刊行のデビュー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、発売4週で7万7000部を超える異例のベストセラーとなり、今年7月に発売されたエッセイ集「すべて忘れてしまうから」も3万5000部を超えるヒットになったという。
なお同書詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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