将来の地方UIターンの参考に…「島根に移住したITエンジニアと話す会」11月28日オンライン開催へ

2020/11/16（最終更新日：2020/11/16）

イメージ画像：AdobeStock

目次: +島根に移住した先輩ITエンジニアと話せる; +地方への移住・転職を考えているITエンジニアが対象; +島根県はITが盛ん

地方への転職や移住に興味はあるけれど実際どんなものなのだろう…そんな疑問や不安をざっくばらんに相談できるオンラインイベントの開催が決まった。

島根県は、全国で働くITエンジニアを対象とした転職・移住促進イベント「島根に移住したITエンジニアと話す会」を、11月28日（土）にオンラインで開催する。

島根に移住した先輩ITエンジニアと話せる

同イベントは、島根に移住した先輩ITエンジニアをゲストに招き、島根での生活や仕事についてざっくばらんに話しができるイベントだという。

実際に移住した人の本音を聞くことで、島根県へのUIターンを考えているITエンジニアの不安や疑問を解消していく。

同県は、このイベントを島根県へのUIターン転職のきっかけとし、県内のIT企業ニーズに応えられるIT人材の確保を図っていきたいと考えているそうだ。

イベントの対象は、将来島根県にUIターンを考えているITエンジニアおよび、島根県を含むその他地方への移住・転職を考えているITエンジニア。現在参加者を募集中だ。

来年2月下旬に「島根県のIT企業見学ツアー（無料・状況によりオンライン開催も検討中）」を予定しており、このツアーではIT企業の見学や各自治体への相談が可能だという。

今回イベントの参加者の中から抽選でツアーに招待する予定。「まずは話を聞いて、次に実際に見てみて、島根県でのリアルなITエンジニアライフを感じてもらいたい」としている。

島根県では人口減少の解決策の1つとして産業振興に基づいた雇用創出を行っているとし、中でも、IT産業はアイデアと技術で地理的ハンデを克服できると考え、継続的に支援しているそうだ。

島根は通勤時間のストレスも少なく、豊かな自然に囲まれ、のびのびとした環境で子育てもしやすいため、クリエイティブな仕事に適しているという。

また、コミュニティ活動も盛んで、企業を越えた県内ITエンジニアによる技術研鑚、企業間の連携強化によるビジネスチャンスの拡大・技術力の向上にも期待できるとも。

県外からの企業誘致にも積極的で、10年間で40社以上のIT企業が島根での立地認定を果たした一方、同県では人口減少に伴い、県外から誘致した企業の人手不足が課題になっているという。

県外で働くITエンジニアのUIターン転職を促進するべく、首都圏へのIT人材コーディネーターの配置や転職活動のアドバイス、東京や大阪での県内IT企業の転職フェアの開催など、ITに特化した無料職業紹介制度を2014年から実施。これまでに117人のUIターン転職を実現している。

【イベント開催概要】
■開催日時：11月28日（土）10:00～12:40
■募集人数：12人 ※先着順
■参加費：無料 ※通信費は自己負担
■会場：「Zoom」を用いたオンライン開催

その他詳細については同県プレスリリースで確認できる。

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