HOMEライフスタイル クラファンも盛り沢山!11月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」 まとめ

クラファンも盛り沢山!11月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」 まとめ

白井恵里子

2020/11/15(最終更新日:2020/11/15)


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国内の代表的なクラウドファンディングのひとつ「CAMPFIRE」を運営する株式会社CAMPFIREによれば、今年の流通額・支援者数はともに増加の一途を辿っているという。

同社が今年6月に発表したプレスリリースには、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達手段としてクラウドファンディング利用が急増」との記述もあり、クラウドファンディングは消費者にとって、事業者を応援する一つの手段として確立しつつあると言えるだろう。

11月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」のなかでも、クラウドファンディングを通して支援できるものが多数。この記事では、そういったものを中心にいくつか取り上げ、紹介していく。

もてなしに感謝と対価を渡せるサービス「ごちっぷ」

ごちっぷ株式会社は11月9日(月)、おもてなしに感謝と対価を渡せるサービス「ごちっぷ」のクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて開始したことを発表した。

「すべてのおもてなしに感謝と対価を」というテーマを掲げ、飲食店をはじめとした「おもてなし」にお気持ち(メッセージとお金)を渡せるサービスだ。

新型コロナウイルスの影響で世界に誇るおもてなし力をもった人々が生活に困窮する事態に陥ってしまった状況を受け、同サービスは誕生。

ごちっぷの「渡し手」は、自分が受けたおもてなしに対して感謝を感じたときに、その人のQRコードやURLを読み取り、そこから金額を選定したうえで、メッセージを記入。決済完了後、選択した金額から手数料を差し引いた92%が「おもてなし提供者」に分配されるという仕組みとなっている。

リターン品は、「手数料が永久無料」など。これまで心温まるサービスを受けても感謝の気持ちを伝える機会がないと感じていた人などは、「おもてなし提供者」を評価し、対価が受けられるような新しい仕組みの誕生を応援してみてはいかがだろうか。

出典元:ごちっぷ株式会社

お店オリジナルの電子マネーを発行できるサービス「monofun」新規店舗を公開

株式会社MONO Investmentは11月12日(木)、お店オリジナルの電子マネーを簡単に発行できるサービス「monofun」において、新たに3事業者が新規加入したことを発表した。

新たに加わった事業者は、全国に複数店舗を展開するオーガニックエステサロン「ORGANIC MOTHER LIFE」・横浜駅近辺に位置するバー「85bar+kitchen」・横浜のワインバル「台町バル」の3店舗。

「monofun」ユーザーは、各店舗のポイントを、「アカウント登録」「お店のフォロー」「ポイントの購入」の簡単3ステップで購入できるという。

お店の応援も兼ねて、行きつけのお店を探してみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社MONO Investment

#淡路ビーフをたべてYELL‼

淡路畜産農業協同組合連合会は11月18日(水)まで、新型コロナウィルス感染症の影響により需要が落ち込む淡路島の特産「淡路ビーフ」のクラウドファンディングを実施している。

10月より開始したこのプロジェクトには、芸能界・スポーツ界など著名人による支援の輪が広がりをみせているといい、同団体は11月9日(月)にリターン品の追加を発表。

目標金額の500万円到達に向け、現在さらなる応援を呼び掛けている。友人や同僚とのバーベキューや、自宅での楽しみなどに、お肉好きな人は必見だ。

出典元:淡路畜産農業協同組合連合会

「花火を見上げる物語」

株式会社MotionGalleryは11月10日(火)、花火師たちが中心となり立ち上げた「Starlit Night Fireworks」による花火大会「花火を見上げる物語」のクラウドファンディングを開始した。

"新しい生活様式"に沿った、誰もが安心して楽しめる花火大会を12月5日(土)に兵庫にて開催予定。クラウドファンディングでは、この開催資金の支援を募るという。

同社によれば、新型コロナウイルスの影響で今年の花火大会の開催は9割減少。少子高齢化が進み、花火師の担い手育成と継承がただでさえ困難ななか、雇用の維持ができなくなってしまう危機に晒されているという。

リターンには、オリジナルグッズや兵庫県の特産&地酒セットなど、当日現地へ行くことができない人にも嬉しい品が揃っている。

兵庫に縁のある人や、兵庫の特産や地酒を堪能してみたい人などは、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社MotionGallery

「東京ビエンナーレ2020/2021」

一般社団法人 東京ビエンナーレは11月11日(水)、2021年夏の「東京ビエンナーレ2020/2021」初開催実現のため、クラウドファンディングでの支援募集を開始した。

「東京ビエンナーレ」は、東京のまちを舞台に世界中から幅広い表現者が集結し、まちに宿る文化を感じ取りながら地域と共に作り上げるという芸術祭。

今夏開催予定だった同イベントは、新型コロナの影響で1年間の延期を余儀なくされ、その結果、再調整費・諸維持費をめぐる深刻な資金難に直面しているという。

リターンには、芸術祭ならではのユニークな内容も用意しているそうだ。アートが好きな人などは、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:一般社団法人東京ビエンナーレ

なお、各サービスの詳細は、各社プレスリリースにて確認ができる。気になるサービスやプロジェクトが見つかったら、早速応援への一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社CAMPFIRE

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