新型コロナウイルスの影響などにより、これまでの常識が覆されまさに受難の時代にある今、過去に大きなピンチを乗り越えた人の話は大いに参考になるだろう。
「どんな危機も必ず乗り越えられる。解決しない危機はない」と繰り返す著者による最新刊が発売となる。
株式会社かんき出版は、三條慶八氏著「社長の危機突破力」を11月18日(水)に発売する。
1200人以上の経営者の危機的状況を救済してきた著者
同書は、ベストセラーである「社長の基本」「社長のお金の基本」に続く、三條慶八氏の最新刊だ。
同氏は阪神大震災の被害に加え金融危機にも見舞われ、借金140億円を個人保証することになってしまい、心身ともにボロボロになりながら無我夢中で借金と戦い続け、8年という歳月をかけて完済したという。
その後、事業を再生し復活した同氏は発想を転換して、東京に拠点を移して経営コンサルタントに転身。自身の経験から、どんな危機的な状況下でも必ず乗り越えられるという信念と、具体的なアドバイスをもとに1200人以上の経営者を救ってきたとしている。
金融の仕組みやお金の回し方、更に法律やその仕組みを熟知し、きれいごとや机上の空論ではなく、ときにはドロくさく、常識を逆手にとった奇襲作戦のようなアドバイスは実践的であり、多くの経営者から信頼されているという。
危機からの突破例を紹介、危機を乗り越えるための考え方やノウハウも
「一緒にこの受難の時代を乗り越えましょう」という著者。
同氏が相談を受けてきた企業の突破例を取り上げ、実際のケースに沿って、危機を乗り越えるための考え方やノウハウなどをまとめている。
各項目に必ず事例が入っており、そこから危機突破のヒントが得られる。本文中に「ここが突破ポイント」と明記されているので非常に分かりやすいという。
危機と前向きに向き合い、その後の経営や自身の人生を切りひらく力を身につけてほしいという想いが込められているそうだ。
【目次】
第1部 経営環境の激変にどう対応するか
・どんな危機的な状況にあっても会社を守り抜く社長は、事業領域を拡大しようとせず、オンリーワン事業に特化している。他
第2部 会社のお金の悩みとどう付き合うか
・どんな危機的な状況にあっても会社を守り抜く社長は、最悪の事態を想定して、最善の策を講じている。他
第3部 想定外の危機をどう乗り越えるか
・どんな危機的な状況にあっても会社を守り抜く社長は、いざというとき、励みになるのは人の温かさ。ふだんから、よい人間関係を心掛けている。他
価格は1500円(税別)、その他詳細については同社プレスリリースで確認できる。起業を目指している人にとっても活用できそうな一冊だ。
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