コロナ禍でテレワークが普及し、通勤時間が減ったことで、自由時間が増えたと感じている人も多いのではないだろうか。
その増えた自由時間を、あなたはどのように使っているだろうか?
株式会社レボは、テレワークをしている全国の20代~40代男女1099人を対象に、「自由な時間とその使い方」に関する調査を実施。11月12日(木)、その結果を公開した。
従来の通勤時間が自由時間に
「テレワークになってから自由な時間は増えましたか?」との問いに対し、約8割が「はい(80.3%)」と回答。
どのくらい増えたかとの質問では、「1時間以上2時間未満(38.2%)」という回答が最も多く、次いで「2時間以上3時間未満(32.7%)」「3時間以上4時間未満(12.0%)」と続いた。
従来の通勤時間の分が、そのまま自由時間となった人が多いようだ。
2割以上が「自己投資(資格の勉強など)」に活用
「増えた自由な時間をどのように使っていますか?(複数回答可)」との問いでは、「睡眠(41.6%)」という回答が最も多く、次いで「趣味(37.9%)」「運動(34.4%)」と続いた。
その他、「自己投資(資格の勉強など)(23.7%)」「読書(19.1%)」などの回答も目立ち、自分の価値を高めるために自由時間を活用している人も一定数いることが分かったという。
簿記・ファイナンシャルプランナーなどが人気
また、「現在資格の勉強をしていますか?」との質問に対し、約4割が「はい(40.7%)」と回答。具体的な資格内容としては、「簿記(17.1%)」「ファイナンシャルプランナー(14.4%)」「宅地建物取引士(11.0%)」「情報処理技術者・情報処理安全確保支援士(8.8%)」「中小企業診断士(8.5%)」「社会保険労務士(7.0%)」などが挙がった。
この調査結果により、「コロナ禍の影響で自分の市場価値が下がってしまうのではないか」といった不安を抱えるビジネスパーソンが、積極的に資格の勉強などに取り掛かり、自己投資に励んでいることが分かったという。
テレワークの増加で自由時間が増えたと感じている人は、他の人が自宅でどのように過ごしているか気になることもあるだろう。調査結果を参考に、自身の時間の使い方を改めて見直してみてはいかがだろうか。
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