たとえデザイナーでなくとも、プレゼン資料や販促物、趣味などのためにデザインをする機会は誰しもあるだろう。しかし、時間をかけたのに仕上がりを見るとどこかイマイチ…といった経験があるビジネスパーソンも少なくないのでは。
株式会社翔泳社は11月9日(月)、ノンデザイナーでもあらゆるデザインに共通する基本が身につく「伝わるデザインの授業 一生使える8つの力が身につく」を発売した。
脱・素人デザインのノウハウを伝える一冊
同社によるとデザインには、「かんたんに見せる・正しく伝える・フォーカスを当てる・雰囲気を演出する・情報を可視化する・ストーリーを作る・想像させる・アイデンティティを作る」という『8つの伝える力』があるという。
同書は、この『8つの伝える力』をステップアップ形式で学んでいくことで、素人っぽさを脱するためのロジックと感覚が習得できる構成だ。
たとえば「情報を可視化する」という項目では、数字の羅列を表やグラフにする、複雑な情報をひと目でわかる図にする、地理情報を地図にするといった”情報を可視化(ビジュアライゼーション)する手法”を学習。情報の整理や強調の仕方がわかると、伝えたい内容がしっかり伝わる図表を作ることが可能になる。
また「ストーリーを作る」の項では、読み手のイメージが広く深くなるようなストーリーをデザインに組み込む方法を学ぶことができる。写真やページの流れから物語を想像したり、デザインの背景にある作り手の思いや余談を知ることで深い共感が生まれるという。
【目次】
Chapter 1「かんたんに見せる」
Chapter 2「正しく伝える」
Chapter 3「フォーカスを当てる」
Chapter 4「雰囲気を演出する」
Chapter 5「情報を可視化する」
Chapter 6「ストーリーを作る」
Chapter 7「想像させる」
Chapter 8「アイデンティティを作る」
著者はアートディレクター・武田英志氏
著者の武田英志氏は、株式会社hooopの代表であり、エディトリアルデザインをベースに、教科書や社会貢献にまつわるものからファッション誌、グローバル企業の広告まで幅広いジャンルのデザインを手がけるアートディレクター・グラフィックデザイナーだ。
デザインに共通する基本は、一度身につけば一生役立つもの。ビジネスパーソンや学生などのノンデザイナーも、デザインをしっかり学び仕事に役立ててみてはいかがだろうか。
そのほか詳細な情報は同社プレスリリースを参照のこと。
【書籍情報】
発売日:11月9日(月)
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1800円(税別)
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