コロナ禍の影響もあり、地方で働きたいという人が急増している。そして、働き方の多様化やリモートワークの普及などにより、それは夢物語ではなく、実現しやすい環境になったと言えるのではないだろうか。
転職サービス「doda(デューダ)」が行った意識調査によれば、3大都市圏に住む20~40代のdoda会員のうち約8割が「地方での副業に興味あり」と回答したという。
この記事ではU-NOTEが11月第1週に伝えた「地方で働きたい人のためのサービス」をいくつか取り上げ、紹介する。まだ入社間もない新卒社員にとっても、ゆくゆくは実現可能性のある話。具体的イメージを掴むためにも、チェックしてみてはいかがだろうか。
doda地方短期副業プロジェクト
まずは副業から試してみたいという人へ向け、転職サービス「doda」はこのたび、地方での短期副業を支援する「doda地方短期副業プロジェクト」を開始。第1弾として、長野県塩尻市での短期副業案件特集を公開した。
11月16日(月)には、同市役所の職員を招き、“地方×副業”をテーマに、同市の魅力や取り組み、パラレルキャリアの魅力を紹介するオンライン事前説明会を開催する。説明会への参加が難しい人へ、11月17日(火)に説明会資料も公開予定だ。
就業期間を3カ月からと短期に設定することで、副業を始めてみたい人の第一歩を応援する。
出典元:地方で副業にチャレンジ!doda「地方短期副業プロジェクト」開始、第1弾説明会を11月6日・16日に開催
オンラインイベント「TELEWORKFES」
ワーケーションや地方移住に興味のある人には、こんなイベントも。
株式会社Re:Buildと株式会社TABIPPOは11月23日(月)、各地域やテレワークの事例を紹介するオンラインイベント「TELEWORKFES(テレワークフェス)」を開催する。
岩手県釜石市・静岡県下田市・沖縄県沖縄市の自治体が参加し、各地域で実際にテレワークを実践する人の事例・テレワーク施設・地域の魅力・食などを紹介し、それらに関係する人材の創出を目指すという。
イベント参加者への返礼品は、静岡県下田市の「金目鯛の西京漬けと金目鯛の炊き込みご飯セット」4000円や、沖縄県沖縄市の「自家製ハム・ソーセージセット」6000円、「岩手県釜石市セット(仮)」5000円を予定している。
出典元:ワーケーションや地方移住の第一歩に!各地域や事例を紹介するイベント「TELEWORKFES」11月23日開催へ
「日本全国のワーケーションまとめ」「自治体補助金情報のまとめ」ページ
ワーケーションに興味があるけれど、各地のワーケーション拠点に関する情報を効率的に調べる方法が分からないという人も多いのではないだろうか。
株式会社FromToは、ふるさと開拓サービス「flato」にて、「日本全国のワーケーションまとめページ」と、「自治体補助金情報のまとめページ」をあわせて11月4日(水)に公開した。
「日本全国のワーケーションまとめページ」では、全国各地のワーケーション拠点の情報を閲覧できるほか、そのまま申込まで行うことが可能。拠点ごとに、過ごし方や周辺施設などの情報を掲載していて、ワーケーションやその地域での暮らしが具体的にイメージしやすくなっている。
「ワーケーション助成金・補助金情報まとめページ」では、個人がワーケーション時に利用できる、地方自治体の助成金・補助金制度の情報をまとめている。
出典元:地方で働きたいと思ったらまずこれをチェック!全国のワーケーション&自治体補助金情報まとめページが公開中
ワークプレイスのプラットフォームサービス「TeamPlace」
地方で働くことをきっかけにビジネスパートナーなど新たな出会いに繋げたいという人へ、株式会社AnyWhereは、ワークプレイスのプラットフォームサービス「TeamPlace(チームプレイス)」をリリースした。
全国各地のワークプレイスと、そこに集まるユーザーを可視化することで、価値観の合う相手と繋がるきっかけを提供するものだ。
「TeamPlace」で気になるワークプレイスやユーザーが見つかったら、ユーザー同士が“Team”となり、新しいコラボレーションが生まれるきっかけとして活用できるそうだ。
ユーザー登録は無料。好きな場所で仕事をしたい人や、価値観の合う相手と一緒に仕事をしたい人、自分の経験や知見をシェアしたい人などが対象となる。
出典元:価値観の合う相手と仕事ができるチャンス!ワークプレイスとユーザーを繋ぐサービス「TeamPlace」がスタート
「Do the Work 行動を起こしたい人のための 人生を変えるワークブック」
ゆくゆくは…と思ってはいるけれど、なかなか行動に移せないといった人へ、書籍「Do the Work 行動を起こしたい人のための 人生を変えるワークブック」を手に取ってみてはいかがだろうか?
自分・人間関係・目的の3つのテーマから自分の望む人生を知り、それを行動する方法を書き込みながら紡いでいく。
重要なのは、答えを本気で考えること。自分の人生を自分の言葉で書き込んでいくうちに、自分の望みとやるべき行動が見えてくるという。
地方で働くことも含め、自分らしい人生・キャリアへの一歩を踏み出すために、同書を活用して自分自身を見つめなおしてみてはいかがだろうか。
出典元:行動を起こしたい人へ、「人生を変えるワークブック」発刊!全米200万部突破シリーズの第2弾
出典元:副業に興味がある人の8割が「地方での副業に興味があり」スキルアップや人とのかかわりを重視|dodaしらべ
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