イメージ画像：Adobe Stock
職種を特定して採用するジョブ型雇用を導入する企業が増えつつある現在、どのような職種に就くか、キャリア選択の重要性がより一層増している。
自分の仕事に満足している人が多い職種は何なのか？また、気になる職種で実際に働いている人は、自分の仕事にどの程度満足しているのだろうか？
転職サービス「doda（デューダ）」は11月2日（月）、「仕事満足度ランキング 2020」を発表した。
1位は融資審査／契約審査
20～59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に、仕事に対する満足度調査を実施。総合・仕事内容・給与／待遇・労働時間（残業・休日など）・職場環境（社風・周囲の社員など）の5つの指標別に、満足度を100点満点で回答してもらった。
その結果、全118種の中で総合満足度が最も高かったのは、銀行に融資を申し込む人やカード会社と契約する人に返済能力があるかどうかを審査する「融資審査／契約審査」（73.7点）。
2位は、医師などの医療関係者に自社の医薬品を販売する「MR」（69.6点）。3位にはITコンサルタント（インフラ）と医療機器メーカー（営業）が共に69.4点でランクインした。
リモートワークが進んだ職種などが上位に
調査は今年8月に実施。コロナ禍の中での調査ということもあってか、今年は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けていない職種や、リモートワークが進んだ職種が上位にランクインした。
ランキング上位20位に入った職種で最も多かったのは、医療系専門職。
特に順位を伸ばしたクリエイター・クリエイティブ職、技術職（SE・インフラエンジニア・Webエンジニア）、医療系専門職では、「コロナ禍においても業績への影響がない」「リモートワークでも業務が成り立つことが分かった」という意見が多く挙げられたという。
仕事内容・裁量・待遇などが満足度の鍵
また、どのような点に満足しているかという質問に対しては、職種を問わず「仕事内容が自分にあっている」「裁量がある」「労働時間が適切」「給与・福利厚生が良い」という点が共通して挙げられたという。
調査結果の詳細は同社プレスリリースを参照。就職や転職など、キャリアを考える際の参考にしてみてはいかがだろうか。
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