プライベートや仕事などで悩みや壁に直面した時、「アフターコロナをどう生きるべきか…」そんな壮大なテーマについて考えてしまうこともあるのではないだろうか。このたび、これからの人生を生き抜くためのヒントがほしいと思っている人に役立ちそうな1冊が登場した。
株式会社内外出版社は10月31日(土)、東京大学大学院客員研究員であるオックスフォードタニグチ氏の書籍「リセットの法則 人生100年時代を生き抜く力」を発売した。
苦悩や失意のどん底にあるときこそ絶好のリセットチャンス
「アフターコロナをあなたはどう生きますか?」と問いかける同書。人生100年時代を迎えた今日、生活環境はめまぐるしく変化し、新型コロナウイルスのみならず、自然災害や経済的困窮、精神的不安など困難は尽きない。
そのたびに苦悩し、失意のどん底に落ちることもあるだろうが、そんな時にこそ必要なのが「人生のリセット(仕切り直し)」だという。
著者は「人生はすべて捨てられる。捨てられないものは何もない」と断言し、失意のとき絶好のリセットチャンスだとしている。
放浪生活、工場作業員、転職、ガン…著者の体験的生き方論
同書は著者自身の体験的生き方論であり、そこから得た教訓を「リセットの法則」としてまとめたものだという。
放浪生活に工場作業員、転職、政府開発援助、血液のガンと、何かあるごとに過去にしばられずやり直し、定年目前にして東京大学大学院にも合格したという同氏。
嘘の自分を捨てて本当の自分を見つけることで、仕事でも人間関係でも、どんなに年をとってもすべてを捨てて自分に相応しいライフスタイルを築けると述べている。
リセットの法則は老若男女問わず、人生の岐路に立つ人のための「自分を変える最強の思考法」であるとし、苦悩や失意のときこそ実践したい、人生を変える方法だという。
- 法則1 転職は、絶好のリセットチャンス
- 法則2 マスタープランを作ると、思いどおりの人生航海ができる
- 法則3 自身が置かれている現状分析で、次の道が見えてくる
- 法則4 課題が抽出できれば、問題は解決に限りなく近づく
- 法則5 やりたいことに優先順位をつけると、捨てるものが分かる
- 法則6 捨てるための方法は、必ず複数ある
- 法則7 ゲーム理論を使うと、捨てるものは一つに決まる
- 法則8 現在の生き方しだいで、過去の意味が変わる
- 法則9 リセットは、他者からの援助がないとできない
- 法則10 創造的な失敗は、必ず成功につながる
著者のオックスフォードタニグチ氏は1953年東京生まれ。東京大学大学院客員研究員、ライフリフォームコンサルタント、技術士。
高校を卒業後2年間の放浪生活ののち東海大学工学部に進学。製薬会社の工場作業員やNECでの航空システムの設計、英国オックスフォード大学留学を経験。政府開発援助に携わり延べ100カ国以上を踏査する。
52歳の時に血液のがんと診断されるも、60歳の定年を目前に東京大学大学院に入学。現在は、客員研究員としてアジアのがん研究に従事しているという。
価格は1500円(税別)。同書の詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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