IT業界に就職した新卒社員や、転職したばかりで未経験のエンジニアにとって、経験値を上げることができるサービスが誕生した。
株式会社マイムは、開発支援サービス「zitsumu」の提供を開始した。エンジニアは隙間時間を利用して実務経験を積むことができるという。
未経験からエンジニアとして飛躍しよう
同社によれば、新型コロナウイルスの影響で、エンジニア業界は買い手市場になっており、未経験から実務経験を積むことが難しい現状があるという。
「zitsumu」では、企業から依頼された各案件において、タスクを細分化することで、各業務のレベルに適したエンジニアが担当する仕組みだ。
そのため、新卒社員や未経験から転職した駆け出しのエンジニアにも、実務に携わる機会を提供でき、企業にとっては開発コストの削減に繋がるとしている。
3年以上の経験があるエンジニアは、自身のキャリアプランに合わせて、PMや上流工程などの業務に挑戦することができるという。
タスクの細分化でコスト削減へ
同サービスでは、開発の効率化を目指して、3つの理念を掲げているそうだ。
「Just Fit Task(タスクの適合化)」では、エンジニアが自分のレベルに合ったタスクに取り組むことで、無駄なコストを削減し、開発効率を最大化するという。
「Advanced Break Down(踏みこんだ細分化)」では、タスクを処理ベースで細分化することで、タスクの軽減化と責任の範囲を明確にすることができるそうだ。
「Minimal Development Rules(開発規約の最小化)」では、プロジェクト階層を浅くすることで、階層を横断する人員を削減する。また、規約や制限の廃止により、工数削減を目指すとしている。
これからエンジニアとして駆け出したいといった人などは、まずは未経験から実務経験を積める機会に挑戦してみてはいかがだろうか。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
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