学生から社会人になったり、転職や異動で職場が変わったりと、環境の変化に戸惑うこともあるだろう。心の悩みから体調不良になるなど、深刻な事態となる前に、解決する方法を知っておくと気持ちが楽になるかもしれない。
株式会社主婦の友インフォスは10月、『会社で「生きづらい」と思ったら読む本』(岩谷泰志・著)を発売した。
もし、会社で「生きづらい」と感じている新卒社員や新入社員がいたら、手に取ってみてはいかがだろうか。
ニューノーマル時代の「心の悩み」に
同社によれば、生活スタイルの多様化により悩みも大きく変化しており、「仕事や人間関係の不安」「原因不明の体調不良」「ミスが多い」「物事を悪い方向に考えてしまう」など、負のスパイラルに追い込まれている感覚に陥ることも珍しくないという。
同書では、生きづらさの正体として「発達障害」に焦点を当て、10人のリアルな症例を紹介。発達障害の人の生き方や、周囲の人の対処方法などを解説している。
自身のパーソナリティ診断もできるので、発達障害の要素があるのかを確認することもできる。
自分らしく生きる方法を知ろう
心療内科・精神科医である著者の岩谷泰志氏は、悩むことが否定されがちな世の中であることについて、まずは「悩みながら、生きていくこと」が大切だとしている。
誰にでも起こりうる身近な問題として、発達障害を理解しておくことで、自分らしく生きる方法を模索してみてはいかがだろうか。
【『会社で「生きづらい」と思ったら読む本』概要】
定価:1320円(税別)
仕様:四六判、208ページ
ISBN:978-4-07-445825-7
※電子書籍版には、「精神科医に向けた章」が追加されている
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
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