HOMEビジネス 増加する複業・副業、気になる上司の見解は?パーソルプロセス&テクノロジーが意識調査結果を公表

増加する複業・副業、気になる上司の見解は?パーソルプロセス&テクノロジーが意識調査結果を公表

川田千尋

2020/10/26(最終更新日:2020/10/26)


このエントリーをはてなブックマークに追加

AdobeStock

新型コロナウイルスの影響もあり、複業(副業)に興味を持ち始める若手ビジネスパーソンが増えているという。しかし、会社としては「複業(副業)可」と打ち出していても、実際のところ気になるのは職場の上司の見解ではないだろうか。

総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、「複業(副業)に関する意識・実態調査」の調査結果を発表した。

同調査は9月12日(土)~13日(日)の2日間、20代から60代までの会社員400人(一般社員210人、部下のいる管理職190人)を対象に行なったもので、調査結果によると、コロナ禍で複業(副業)をしたいと思った人は約半年で8%増加したという。

複業(副業)をしたい人は増加

働き方が多様化する中で、本業とは別の仕事や活動に参加する複業(副業)がトレンドになっている。

調査によると新型コロナウイルス発生前と比べて「現在複業(副業)」はしていない(いなかった)が、今後始めようと考えている(考えていた)」と回答した人は約半年で8%増加したという。

理由としては「本業以外の収入を得たい(78.4%)」「自分のキャリアの可能性を広げたい(26.8%)」「自分のスキルを本業以外で活かしたい(22.9%)」という声が上がっているそうだ。

部下の複業(副業)、どう思う?

副業を始めるにあたって気になるのは上司の反応だ。実際のところ上司たちは副業についてどう考えてるのだろうか。

調査によると部下に複業(副業)を「とてもしてほしい」「どちらかというとしてほしい」と考えている管理職は37.9%と新型コロナウイルス発生前と比べて約6%増加している。

複業(副業)を部下にしてほしいと思う理由としては「自分のキャリアの可能性を広げてほしい(55.6%)」「自分のスキルを本業以外でも活かしてほしい(38.9%)」「本業に対するモチベーションを高めてほしい(36.1%)」があがっているという。

 コロナショックで将来への不安が広がる中、上司たちも複業(副業)やパラレルキャリアを後押しする時代になってきたのかもしれない。

※パーソルプロセス&テクノロジー株式会社調べ

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード