HOMEルンバを作った男の半生から“成功のヒント”を探る、書籍「コリン・アングル『共創力』」10月29日発売

ルンバを作った男の半生から“成功のヒント”を探る、書籍「コリン・アングル『共創力』」10月29日発売

長澤まき

2020/10/22(最終更新日:2020/10/22)


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株式会社小学館は10月29日(木)、ロボット掃除機「ルンバ」を作ったアイロボットCEOコリン・アングル氏の半生を綴った単行本「コリン・アングル『共創力』」を発売する。

人の心を動かし成功を収める“共創力”をどう育み、生かしてきたのか?今後のビジネスパーソンになくてはならない“共創力”の培い方と考え方、使い方を指南する一冊だ。

カリスマ経営者の半生を綴る

世界累計販売数3000万台を突破したロボット掃除機「ルンバ」。

そのルンバをこの世に生み出したコリン・アングル氏は、子どもの頃から「人の役に立つロボットを作りたい」という夢を持ち続け、大学時代に3人で起業。数多くの挫折と失敗を繰り返しながらも、持ち前の“共創力”を発揮して大企業・社員・関連企業との共感を得ながら、共通善の実現を目指して大成功を収めた。

同書では、オープンマインドで全社的な共感を得ながらビジョンを示し、“共通善”の実現のために社員と共に歩む、バランス感覚に富んだその経営スタイルはどのようにして育まれたのか、豊富なエピソードをもとに解明していく。

成功のカギになったのは“共創力”

アングル氏の成功のカギとなったのは、子どもの頃の遊びから身に付けた“共創力”だったという。

アングル氏は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」というロールプレーイングゲームで、キャラクターそれぞれの長所を活かし弱点を補い合うチームの作り方を、ボードゲーム「モノポリー」では、ほかのプレーヤーの利益にもなる取引を持ちかけることが、ゲームで勝つための最良の戦略になることを学んだそうだ。

こうして養ってきた“共創力”は、創業間もないベンチャー企業であるアイロボット社が大企業とパートナーシップを結ぶ際の、独自の“共創メソッド”へと発展し、その後の「ルンバ」の商業的な大成功として結実したという。

【Index】
・【共創力の芽生え】メカ好きの少年と素質を伸ばした両親
・【共創力の広がり】ハイスクールからMITへ
・【共創力の進展】アイロボットの設立と試練の時
・【共創力の深まり】ルンバの誕生とビジネスの確立
・【共創力の躍進】日本進出のつまずきと成功
・【共創力のその先】アイロボット2.0と社会貢献

共創力を駆使して大企業のCEOに上り詰めたアングル氏の半生や考え方から、これからのビジネスのヒントを探ってみてはいかがだろうか。

【ルンバを作った男 コリン・アングル「共創力」】
・著:大谷和利
・定価:1600円(税別)
・頁数:224ページ
・ISBN:9784093887908

出典元:小学館/ルンバを作った男 コリン・アングル「共創力」

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