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“いま読むべきビジネス書”はこれだ!2020年度のビジネス書大賞受賞作を発表

佐藤優子

2020/10/21(最終更新日:2020/10/21)


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イメージ画像:photo AC

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは「ビジネス書大賞2020」において、大賞作品を含む全受賞作が決定したことを発表した。

「ビジネス書大賞」とは

2010年のスタートから今年で11回目を迎えた「ビジネス書大賞」は、その年を代表するビジネス書を選出して表彰するビジネス書アワードだ。

出版業界の活性化や日本のビジネスパーソンの成長、ひいては日本のビジネス界の発展に貢献することを目的として開催しているという。

コロナ禍で選考対象期間を拡大した2020年度のアワード

本年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、選考対象となる期間を1年半に拡大。2019年1月から2020年6月に刊行されたビジネス書を対象として、ビジネス書に造詣の深い企業経営者、書店員、書評家、ブロガー、メディア関係者、読者による一次投票を実施した。

これによって選出された上位8作品をノミネート作品として、最終選考委員らが全作品を通読。9月17日(木)に最終選考会を開き、大賞および各賞を決定したという。

今回はビジネスパーソンの成長や日本の産業界の発展に貢献する多くの書籍がノミネートしたことから、大賞の他に特別賞を4点選出しているが、賞の間は上下なくすべて並列とのこと。

「ビジネス書大賞2020」受賞作5作品

大賞:『FACTFULNESS』
発売日:2019年1月11日
著者:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
訳者:上杉周作、関美和
出版社:日経BP

特別賞:<ビジネスリーダー部門>『両利きの経営』
発売日:2019年2月15日
著者:チャールズ・A・オライリー、マイケル・L・タッシュマン
訳者:入山章栄、渡部典子
出版社:東洋経済新報社

特別賞:<ソーシャルデザイン部門>『シン・ニホン』
発売日:2020年2月20日
著者:安宅和人
出版社:NewsPicksパブリッシング

特別賞:<知的アドベンチャー部門>『現代経済学の直観的方法』
発売日:2020年4月9日
著者:長沼伸一郎
出版社:講談社

特別賞:<ビジネス教養部門>『哲学と宗教全史』
発売日:2019年8月8日
著者:出口治明
出版社:ダイヤモンド社

受賞5作品への選考委員コメントやそのほか詳細な情報は同社プレスリリースを参照のこと。

年末までに読んでおきたい今年の5冊が出揃ったところで、読書の秋を始めてはいかがだろうか。

出典元:「ビジネス書大賞2020」

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