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"はたらく"を自分のものにするための「キャリアオーナーシップ」とは?パーソルキャリアが独自研究結果を公開

白井恵里子

2020/10/19(最終更新日:2020/10/19)


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イメージ画像/AdobeStock

なんとなく毎日働いているが数年後の自分のイメージが湧かない時。具体的な目標が見つからず能動的に働いていると気づく時。働くビジネスパーソンならだれでも経験する可能性のあることだが、「"はたらく"を自分のものにする」ための「キャリアオーナーシップ」という概念をご存知だろうか。

パーソルキャリア株式会社は、特定非営利活動法人ミラツクと共同で、はたらく個人がキャリアオーナーシップを身につけるための環境や体験を創り出すための「キャリアオーナーシップ リビングラボ」プロジェクトを始動。

第1弾の取り組みとして10月16日(金)、個人一人ひとりが、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくための「キャリアオーナーシップ」の概念について、独自の視点で研究・構造化した内容をオープンデータとして公開した。

「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」

「自己論」・「主体性」・「仕事観」・「人生観」の4つを近接領域として定め、「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」としてまとめた。

24冊の書籍から得られた574の要素を集約し、5領域に分類。同社はこれをもとに今後、より多くの人々とキャリアオーナーシップを探索する対話を行っていきたいとしている。

<キャリアオーナーシップ 5つの中心概念>

A.軸を起点にありたい自分の生き方を構想する

B.自己を理解し、仕事を通して自己実現・表現する

C.心の内側にある好奇心やモチベーションを起点に行動する

D.新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる

E.自分自身・周囲と調和し、好循環を生み出す

「キャリアオーナーシップ」が今後一層重要になっていく

同社は、"人々に「はたらく」を自分のものにする力を"というミッションを推進していくなかで、人生100年時代の生き方・働き方やジョブ型雇用の議論の中でも登場するキーワード「キャリアオーナーシップ」が、今後一層重要になると考え、この概念を探求するプロジェクトを始動したという。

しかしこのキーワードについては、それぞれの組織や立場、体験などによって意味や中心概念が少しずつ異なっていることに気がついたという。

そこで、この概念について社外の人々ともより一層深く議論を進めていくために、このたび「キャリアオーナーシップ」概念についての整理を試み、その研究内容を外部公開したそうだ。

10月22日には公開記念トークセッションを開催

今回の公開を記念して10月22日(木)、「日本らしい"はたらく"のその先」について議論を深めるためのプログラムシリーズ「脱・働く-POWER TO/THE PEOPLE-」にて、トークセッションを開催予定。

概念整理を共同で行ったNPO法人ミラツク代表の西村勇也氏とともに、「キャリアオーナーシップ」とは何か、その概念を紐解きながら、"はたらく"ことについて議論を深めていく。

【開催概要】

タイトル:脱・働く⑧ - ジョブ型・新時代のキャリアオーナーシップ論:地方から見た既にある未来の生存戦略
日時:10月22日(木)19:00~20:00
登壇者:特定非営利活動法人ミラツク 代表 西村 勇也氏
長野県塩尻市役所 企画政策部 地方創生推進課 地方創生推進係長 山田 崇氏
定員:なし
参加費:無料 ※インターネットに接続するための通信料金は参加者負担
使用ツール:オンラインビデオツール
※申込方法等の詳細については、同社プレスリリースを参照。

納得のいくキャリアを積みあげていくために、新しい概念に触れることで、今後のキャリアのヒントとして活用してみてはいかがだろうか。

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