職場でお世話になった人が退職する際、どのように見送れば良いのか?
例えば「退職祝いを用意しておいて」と上司に言われても、どれぐらいの価格で何を選べばよいのか、判断に迷う若手ビジネスパーソンも多いのではないだろうか。
東晶貿易株式会社は転職ポータルメディア「転職キャリアガイド」にて、退職祝いのプレゼントに関する意識調査アンケートを実施。10月16日(金)、その結果を公表した。
約半数が「渡したことがある」
同社は9月28日から30日の3日間にわたり、全国の20歳~59歳男女2401人を対象に、退職時のプレゼントに関するアンケートを実施した。
その結果、「渡したことがある」と回答した人は49.6%と約半数を占め、プレゼント内容としては花や花束が圧倒的に選ばれやすいことが分かったという。
価格帯は、「1000円~2999円」が最も多かった。
「花・花束」が3割以上
プレゼントの具体的な品目については、「花・花束」が3割以上を占め、次いで「飲食物(16.3%)」「アパレル・衣料品(12.4%)」と続いた。
「花・花束」には、生花を加工した「ブリザーブドフラワー」も含まれ、選定理由については「社内通例で上司から頼まれたから」といった理由が目立ったという。
「飲食物」ではワインや日本酒などの酒類や菓子類が多く、無難かつ消え物なため相手の負担になりにくく、万人受けすることが人気の理由だ。
「アパレル・衣料品」については、特に多く挙がったアイテムがハンカチやネクタイ。職場が変わっても実用性が高く、もらってもかさばらない小物であることから、人気が高いそうだ。
その他、商品券、食器・キッチン用品、時計、文房具、色紙・寄せ書きなどが挙がっている。
価格は「1000円~1万円未満」が妥当
プレゼントの費用について尋ねたところ、「1000円~2999円」と答えた方がもっとも多く、約3割を占めたという。
次いで「3000円~4999円(28.7%)」「5000円~9999円(16.1%)」の結果となり、基本的には1万円を下回る結果に。高すぎず安すぎない、「1000円~1万円未満」が好ましいようだ。
プレゼントを渡さない理由
一方で、この調査結果では、退職者にプレゼントを渡さないと回答をした人も50.4%を占めた。
渡さない理由としては、「退職時にプレゼントを渡すといった風習が嫌いだから」と答えた人が最も多く、渡す風習や文化自体を嫌う意見が約3割を占めていたという。
「面倒」「お金がかかる」など、用意する側の負担に関する回答も目立った。
もらう人の気持ちを考慮し最適なものを選ぶ
同社はこの結果を受け、「退職者にプレゼントを渡すときには、やはりもらう人の気持ち、趣味嗜好などを考慮して、最適なものを選ぶのが無難」と結論付けている。
そもそも渡さないという選択肢もあるが、プレゼントを渡すのであれば、「持ち帰る手間を考えて小さいものにしよう」「高価すぎるものはお返しなど気を遣ってしまうかも」など、相手のことをよく考えてアイテムや価格を考えることが大切なようだ。
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