株式会社宣伝会議は、書籍「広報の仕掛け人たち 顧客の課題・社会課題の解決に挑むPRパーソン」を発行した。
「広報の仕掛け人たち」シリーズの第3弾、生活者の共感を呼ぶPRがテーマ
同社によると、昨今の企業は社会的な文脈のなかで生活者の共感を呼び、ブランドとしていかに語られるかが重要になっているという。そのため、PRを通したコミュニケーションによって、社会やステークホルダーと良好な関係を結ぶ必要があるそうだ。
こうした時代背景を踏まえ、事例の選定と編集を日本パブリックリレーションズ協会および会員のPR会社、広告会社からなるチームで約1年半かけて進めてきた書籍が「広報の仕掛け人たち 顧客の課題・社会課題の解決に挑むPRパーソン」だ。同書は、2006年、2016年に刊行した「広報の仕掛け人たち」シリーズの第3弾になる。
話題を呼んだクリエイティブの企画から実現までの裏側、地域を活性化するアイデア、これからのPRに対する新しい提言、さらにはコロナ禍における危機管理への対応まで、多様な側面を持つ11の事例を収録しているという。
企業×PRによる11の事例
<11の事例(一部)>
・ワンピースファンも唸る!細部へのこだわりとPR思考を徹底した一大キャンペーンの成功物語
(Indeed Japan×電通×サニーサイドアップ)・女性社員の声から生まれた社会記号 「名もなき家事」が夫婦の家事格差をなくす
(大和ハウス工業×電通パブリックリレーションズ)・タニタの広報を刷新した前例踏襲主義の排除と徹底したメディアリレーションズ
(タニタ×共同ピーアール)・ 華麗なるパーセプションチェンジを叶えたモナコのコミュニケーションデザインとは
(モナコ政府観光会議局×キャンドルウィック)・ハード面に止まらない日本橋の街づくり 街の担い手を主役にしたPRで実現
(三井不動産×プラップジャパン) など
そのほか詳細については、同社プレスリリースを参照。
PRのプロフェッショナルたちの企画力、コミュニケーション力、アイデア力、実現力を感じることができる11の事例は、広報担当者ならずともビジネス全般の参考になりそうだ。
【書籍概要】
編集:公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
出版社:宣伝会議
定価:1980円(税込)
ページ数:333ページ
ISBN:978-488335-501-3
出典元:広報の仕掛け人たち 顧客の課題・社会課題の解決に挑むPRパーソン
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