HOMEビジネス 都会では味わえない体験で将来の選択肢を広げたい!農山村ボランティア「緑のふるさと協力隊」参加者募集

都会では味わえない体験で将来の選択肢を広げたい!農山村ボランティア「緑のふるさと協力隊」参加者募集

鈴木京

2020/10/14(最終更新日:2020/10/14)


このエントリーをはてなブックマークに追加

特定非営利活動法人・地球緑化センターは、農山村の地域づくりに取り組むプログラム「緑のふるさと協力隊」の第28期(2021年度)参加者を12月22日(火)まで募集している。

農山村での暮らしに興味がある若者と地域をつなぐ

「緑のふるさと協力隊」は、農山村の暮らしや生き方に興味がある若者と、地域を元気にしたい農山村を結ぶ1年間のボランティアプログラム。

参加者(隊員)の受入れ先は市町村役場となり、1年間その地域で生活しながら、農林業の補助、市町村や第3セクターなどが運営する施設の手伝い、住民と取り組む草刈りや集会への参加など、さまざまな活動を通して地域の活性化に取り組む。

参加者のうち約4割は活動先に定住

1994年にスタートした「緑のふるさと協力隊」は、2020年度までに約800人が参加。同プログラムは、総務省事業主体の制度「地域おこし協力隊」創設時のモデルにもなったという。

プログラム参加者は、1年間のボランティア活動を通じ、都会では味わうことのない、濃厚な人間関係を築くなどの体験ができる。

同団体によると、参加者からは「自分がやりたいことが明確になった」「将来の選択肢がグッと広がった」との声があるなど、1年の活動を終えた協力隊の多くが、体験を好意的に捉えているとのこと。

これまでの参加者のうち約4割は活動先に定住しているといい、この1年の経験をステップにして次の進路へとつないでいくなど、働き方の可能性も広がりそうだ。

東京、大阪などで募集説明会を開催

「緑のふるさと協力隊」の魅力を先輩参加者が紹介する募集説明会「ふるさとカフェ」を順次開催予定。

東京・名古屋・大阪・福岡で開催。ホームページやパンフレットだけでは伝えきれない協力隊の魅力を、先輩参加者が体験談を交えてたっぷりと紹介するという。

■「ふるさとカフェ」開催スケジュール

▼東京(4回開催)
<会場>中央区立環境情報センター【研修室1】(東京都中央区)
10月24日(土)14:00~16:00 
11月26日(木)19:00~20:30 
12月13日(日)14:00~16:00 

<会場>秋葉原Ⅱ・東神田ビル(東京都千代田区)
12月15日(火)19:00~20:30

▼大阪
<会場>大阪市立青少年センター 【講義室405】(大阪市東淀川区)
12月5日(土) 13:00~15:00

▼名古屋
<会場>愛知芸術文化センター【12階・C室】(名古屋市東区)
12月6日(日) 14:00~16:00

▼福岡
<会場>アクロス福岡【5階・会議室502】(福岡市中央区)
12月12日(土) 14:00~16:00

【「緑のふるさと協力隊」概要】
・活動期間:2021年4月7日(水)~2022年3月13日(日)
・参加資格:概ね18歳から40歳までの男女/全期間を通じて現住所を離れて活動できる人/普通自動車運転免許保持者
・申込締切:12月22日(火)
・面接選考:2021年1月17日(日)会場:東京都内

田舎暮らしや地方で働くことに興味がある人、今の自分を変えてみたいと思っている人は、協力隊の活動参加を通じて、多様な生き方や暮し方に触れられるチャンスとなりそうだ。

詳細については、同社プレスリリースを参照。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード