エバーパーク合同会社は10月19日(月)、同社代表・江端浩人氏の著書「マーケティング視点のDX」を日経BPより発売する。
日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを目的として、国内外の事例を多数紹介し、DXに必要な考え方をまとめた一冊だ。
DX成功の肝となる「マーケティング視点のDXの4P」の紹介や、すぐに活用できるワークシート付き。マーケティングに携わる人から、システムを生み出すIT部門担当者、経営者や新規事業担当者など、幅広い人にとって有用な情報を掲載している。
ニューノーマルな社会に向けてDXへの注目度が高まる
同社によると、新型コロナウイルス感染症によるニューノーマルな社会に対応するため、世界的にますますにDXへの注目度が高まっており、企業早急にDXを取り入れる必要に迫られているという。
ところが、DX=単純なデジタル化という解釈がされていることも多いと同社は指摘。成功するDXはそれに加え、顧客視点とデータ活用によって生み出されるものであり、DXには「マーケティングの視点」が必要だという。
“マーケティング視点のDX”や成功事例を紹介
同書では、マーケティング視点のDXのことを「DX2.0」と命名し、DXにマーケティング視点を取り込む際のフレームワークとして、「DX2.0(マーケティング視点のDX)の4Pモデル」を提唱している。
また、「富士フイルム」「ウォルマート」「Zoomビデオ・コミュニケーションズ」「タニタ」「サイバーエージェント」など、10の国内外のDX事例を紹介。
「DX2.0の4Pモデル」を活用した成功要因について解説し、難易度の高いDX化をどのように実現したかが、一目瞭然でわかる内容になっている。
すぐ活用できる「ワークシート」が付属
さらに同書には、実際に読者がDXに取り組むための手引として「企業のDX診断」と6種の「ワークシート」、DX2.0を理解するための「重要キーワード集」が付属。実践的な取り組みをサポートしてくれる。
【書籍情報】
・タイトル:「マーケティング視点のDX」
・著者:江端浩人
・出版社:株式会社日経BP
・発売日:10月19日(月)
・価格:1760円(税込)
なお、11月・12月には関連イベントとして「NMP×にっぽんのマーケター×Next Retail Lab Forum」や「KADOKAWAセミナー」が開催予定。詳細については、同社プレスリリースを参照。
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