マーケティング・広告・広報の専門誌を発行する株式会社宣伝会議が発行した書籍「プレイフル・シンキング[決定版] 働く人と場を楽しくする思考法」が発売中だ。
「プレイフル・シンキング」とは
タイトルの「プレイフル・シンキング」とは、仕事に取り組む際に「できるだろうか?」と消極的になるのではなく、「どうやればできるだろうか?」と考えて、ワクワクしながら仕事に取り組む状態を生み出すための思考法のこと。
それは、どんな状況であっても、自分とその場にいるヒトやモノやコトを最大限に生かして、新しい価値を創り出そうとする姿勢だと述べている。
同社によると、著者の上田信行氏は「セサミストリート」の制作現場を体験したことをきっかけに「プレイフルに働く」ことについて考えるようになり、ユニークなワークショップの実践や学習環境についての研究をふまえて前著『プレイフル・シンキング』を執筆。
そこから10年の年月を経て、企業との建築プロジェクトなどの活動を通して前著から大幅に加筆改定。さらにパワーアップした決定版として本作を出版したという。
著者は教育学博士
現在は同志社女子大学名誉教授であり、ネオミュージアム館長でもある上田信行氏。専門は教育工学であり、プレイフル・ラーニングをキーワードに、学習環境デザインの先進的で独創的な学びの場づくりを数多く実施しているという。
上田氏は「学びに楽しさが生まれるのは、本気になるからだ。真剣勝負を重ねた人だけが、本当の意味で“プレイフル・シンキング“ができるようになる」と語っている。
本書で「プレイフルに働く」ためのコアスキルだと語られている「メタ認知」は、状況を俯瞰的に把握し、その言語化を通して自分の可能性を拡張すること。その思考法を学べる一冊だ。
【目次】
・序章 プレイフル・エンジンをスパークさせよう
・第1章 見方を変えれば気持ちも変わる
・第2章 目標をデザインしよう
・第3章 足踏みしないでチャレンジしてみよう
・第4章 形にしないとはじまらない
・第5章 もっと他力を頼りなさい
・第6章 人をプレイフルにする環境の力
・終章 プレイフルに働く場としてのオフィスの可能性
【書籍情報】
版元:株式会社宣伝会議
体裁:四六判
ページ数:239ページ
定価:1760円(税込)
そのほか詳細な情報は同社プレスリリースを参照のこと。
コロナ禍で仕事や生活の環境が大きく変わり、働き方が大きく見直される今。楽しく継続していくためにはプレイフル・シンキングが助けになるかもしれない。
出典元:「プレイフル・シンキング[決定版] 働く人と場を楽しくする思考法」
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