HOMEライフスタイル 新型コロナ関連経営破たん、全国累計548件へ…10月第1週に発表された「新型コロナ支援サービス」5選

新型コロナ関連経営破たん、全国累計548件へ…10月第1週に発表された「新型コロナ支援サービス」5選

白井恵里子

2020/10/03(最終更新日:2020/10/03)


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イメージ画像/AdobeStock

株式会社東京商工リサーチは10月1日(木)、同日17時時点での「新型コロナ」関連経営破たんは全国で累計548件に達したと発表。「業績不振が続いていたところに新型コロナのダメージがとどめを刺すかたちで脱落するケースが大半」とし、小・零細企業から大企業まで経営破たんが広がっていることを明らかにした。

業種では、飲食業が86件と最多。次いで、アパレル関連(製造・販売)が60件、宿泊業が48件と続いている。

この状況を打破するために私たちは、どうすれば良いのだろうか。

この記事では、ビジネスパーソンが取り組みやすい「新型コロナ支援サービス」を5つ取り上げ紹介する。働く場所、外出、買い物…さまざまな切り口で支援方法を検討してみてはいかがだろうか。

テレワークプレイス提供サービス「Suup」β版

三井物産グループのMoon Creative Labは今年7月より、テレワーク難民や、オフィスを解約・縮小した企業を対象に、飲食店を活用したテレワークプレイス「Suup」β版の提供を行っている。

10月1日(木)、提供開始から約2カ月で100店舗以上が導入を決定していることを明らかにした。

「Suup」は、テレワークによりオフィス通勤が不要となった個人や法人が、近隣の飲食店の充電席をワークプレイスとして検索・予約し、時間単位で利用できるサービスだ。

同月にはiOSアプリのローンチを予定しており、10月1日現在は、LINEより友達登録をした人が利用できる仕組みとなっている。

利用料金は、最初の90分が600円(税抜・ドリンク1杯付き)、以後30分毎200円(税抜)となっている。

ワークプレイスの確保を通じ、飲食店の支援につなげてみてはいかがだろうか。

出典元:Moon Creative Lab Inc.

地図メディア 「CHARTA WALK」

Data Insight Inc.は9月30日(水)、おでかけ地図メディア「CHARTA WALK (カルタウォーク)」β版の情報提供エリアを全国に拡大し、新たな機能を追加した。

今年8月にリリースした「CHARTA WALK」は、地図上で検索できるお出かけ情報プラットフォームだ。

この度、全国のイベント情報を毎日届けることが可能になった。そのイベントがどこで開催されるのかを地図上で確認することもできるという。

加えて新機能として、ユーザー登録機能、イベントの写真・情報を投稿・編集できる機能、イベント情報の保存および評価機能を提供する。

今後は、Go Toイベントのキャンペーン開始までに、対象可否をひと目で確認することができる機能等を順次提供していく予定だという。

休日の外出を通じ、お気に入りのスポットや地域を応援してみてはいかがだろうか。

出典元:Data Insight Inc.

「福岡外食応援団 GOOD UP FUKUOKA」プロジェクト 

福岡商工会議所は6月24日(水)より、利用客を福岡の飲食店に呼び戻すプロジェクト「福岡外食応援団 GOOD UP FUKUOKA」を実施している。

9月28日(月)、特設サイトへの掲載数が500店舗を突破したことを発表した。掲載店舗は、お得な特典を用意して客の利用を待っているという。

多くの飲食店が感染対策に取り組みながら懸命に営業しているなか、9月末~10月にかけて、市内各地においてプロジェクトのプロモーションも行う予定だという。

市民をはじめ、福岡の食のファンが、SNS上でエールを送ることができる「GUF飲食店エールキャンペーン」も実施中。福岡市在住の人以外でも、プロジェクトに参加し市内飲食店を応援できる。

福岡にゆかりのある人や、福岡の食が好きな人などは、応援プロジェクトに参加してみてはいかがだろうか。

出典元:福岡商工会議所

「旅する応援(エール)プロジェクト」第4弾

株式会社トラストバンクは株式会社ローソンと連携し、新型コロナウイルスの影響を受けている地域の生産者を応援する「旅する応援(エール)プロジェクト」第4弾として、9月29日(火)より山形県・新潟県の特産品をナチュラルローソン店舗にて販売開始している。

このプロジェクトはナチュラルローソン全店舗において、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で人気の高い各地の特産品を厳選のうえ販売する取り組みだ。

今回発売した商品は、山形県の米沢牛カレーやラ・フランスゼリー、新潟県の胎内高原の水から作ったむぎ茶など、2県の特産品を使用した14品。10月19日(月)までの販売を予定している。

各地の人気商品を自宅で楽しめる貴重な機会。近隣のナチュラルローソンに立ち寄り、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社トラストバンク

「CHIBA SAKE」プロジェクト

千葉県酒類販売株式会社と株式会社オニオン新聞社は共同で、地方創生に貢献する千葉県産酒が大集結する新しいウェブサイト「CHIBA SAKE」を10月1日(木)にオープンした。

令和元年に千葉県を襲った台風被害に続き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出禁止、自粛ムード、イベントキャンセルにより、日本酒の販売量は壊滅的に減少しているという。

そこで、県内にある28の酒蔵と日本酒ファンをつなぐプラットフォームを創るべく「CHIBA SAKE」プロジェクトが始動。サイトオープン企画として、アルコール度数が13度と低く設定した日本酒の限定販売や、千葉の銘酒8種オリジナルセットの販売等を実施中だ。

その他、日本酒137種類、果実酒他46種類、コラボ商品、オリジナルラベル、ギフトアイテム(22種類)、 蔵元紹介等のコンテンツが満載。

日本酒好きの人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社オニオン新聞社

出典元:株式会社東京商工リサーチ

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