日刊工業新聞社は、書籍「SDGsアクション<ターゲット実践>インプットからアウトプットまで」を発売した。
SDGs推進のターゲットについて、企業が実践しやすいものを中心とし、その解釈から実践的な活動に結び付けられるようになることを目指す一冊だ。
SDGsの本質である「169のターゲット」
17のゴールと169のターゲットで構成されたSDGs(持続可能な開発目標)。17のゴールは「貧困」「飢餓」「教育」「エネルギー」などで、それらの問題を解決する具体的な行動が169のターゲットとして記されている。
企業が実践しやすい具体的な活動をターゲットごとに整理したうえで、企業規模や産業分野といった垣根を越えた70以上のケーススタディを紹介。これによって他社の活動から、自社における具体的なSDGsの取り組みのヒントが得られる流れとなっている。
ターゲットが表す社会的な要望を具体的な内容に落とし込み、そこからターゲット解決のための実践的な活動として「オリジナルSDGs」に仕上げていくプロセスを、段階的に解説していくという。
SDGsの取材を続けてきた専門記者による共同執筆
著者の松木喬(まつき・たかし)氏と松本麻木乃(まつもと・まきの)氏は、ともに日刊工業新聞社記者。松木氏は日本環境ジャーナリストの会理事、日本環境協会理事でもあり、環境・CSR・エネルギー分野といった、SDGsに関わる取材を続けてきた。
定価は2420円(税込)。詳細な内容は同社プレスリリースを参照。
取り組み方にルールがないというSDGs。実践に踏み出す第一歩としてチェックしてみては。
出典元:「SDGsアクション<ターゲット実践>インプットからアウトプットまで」
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