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グルメ、音楽、舞台芸術、酒...あなたはどれで支援する?9月第3週に発表された「新型コロナ支援サービス」5選

白井恵里子

2020/09/19(最終更新日:2020/09/19)


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「新型コロナウイルスの打撃を受けている業界を支援したいが、具体的な方法がわからない」「自分に合った支援方法を見つけたい」といったビジネスパーソンは多いのではないだろうか。

この記事では、9月第3週に発表された「新型コロナウイルス支援サービス」をいくつか取り上げ、紹介する。自分が楽しむことで、結果的にそれが支援につながるといったものが多数。

自分の興味ある分野や応援したい業界を見つけたら、その先の行動へ移してみてはいかがだろうか。

Web上で開催する「デリバリーできる」グルメフェス

地域密着型フードデリバリーサービス「ツタワル フードサークル」を提供するタフクリエイト株式会社は、新型コロナ感染拡大で打撃を受ける大阪府藤井寺市の飲食店の支援と、新たな食文化の創造のための施策として、"デリバリーできる"Webグルメフェスをサービスサイト上で行っている。

"デリバリーできる"Webグルメフェスは、今年8月からプレスタートしていた「肉フェス」「カレーフェア」に加え、9月よりスタートした「秋のスイーツ物語(特集)」の、3つのイベントで構成。

イベント開催中は、Web上に設置した各イベントの特設ページに、飲食店がそのイベントに合わせて用意したフードを出展する。エンドユーザーである地元の客は気になるフードを見つけたら、そこからデリバリー注文を行うことができるという。

イベントをきっかけに生まれた新商品を実店舗で提供するというケースもあり、Web上のフードデリバリーサービスが実店舗のサービスとリンクし互いに発展していくという、独特の広がりが生まれているそうだ。

大阪付近に暮らすビジネスパーソンや、出張や旅行等で大阪を訪れることがある人などは、地元のおいしい料理を発見するためにも活用してみてはいかがだろうか。

出典元:タフクリエイト株式会社

「billboard classics festival 2020 in Tokyo ~音楽をチカラに~」

ビルボードジャパンは10月17日(土)、ポップス×オーケストラ共演のチャリティフェスティバル「billboard classics festival 2020 in Tokyo ~音楽をチカラに~」を開催する。

NOKKOやANRIなどのシンガーたちが、名曲をフルオーケストラの演奏とともに披露。

同イベントでは医療従事者1000人を24時間視聴できるライブ配信へ無料招待するほか、マスクやマスクケース、ハンドタオルなどのチャリティグッズを会場およびオンラインで販売。グッズ売上の一部は、「Music Cross Aid」基金、「日本オーケストラ連盟」、「日本医師会」の3団体に寄付するとしている。

「日本医師会」へは、指定寄附金「新型コロナウイルス感染症への対応にあたる医療従事者・医療現場への支援」として寄付するという。

音楽を楽しむことが、支援につながる。休日の楽しみにいかがだろうか。

【「billboard classics festival 2020 in Tokyo ~音楽をチカラに~」】

日時:10月17日(土)15:00開場/16:00開演 
会場:東京文化会館 大ホール(JR上野駅 公園口前)
出演:NOKKO、ANRI、佐藤竹善、小柳ゆき、石崎ひゅーい(順不同・敬称略)
柳(「木」へんに「夘」)澤寿男指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
司会:中井美穂(アナウンサー・敬称略)

出典元:阪急阪神ホールディングス株式会社

「せたがや舞台芸術応援クラウドファンディング」

クラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MOTION GALLERYは9月17日(木)、世田谷区および公益財団法人世田谷区産業振興公社とともに、世田谷の文化・芸術の灯を守り、まちの賑わいを取り戻すため、クラウドファンディングを活用した応援プロジェクトを開始した。

新型コロナウイルスによる大打撃を受ける、演劇をはじめとする舞台芸術の劇団員たちを支援するため、世田谷区・世田谷パブリックシアター・公益財団法人世田谷区産業振興公社が発起人となり、「せたがや舞台芸術応援クラウドファンディング」をスタート。集まった支援金の100%を、賛同劇場および劇場経由で劇団・劇団員へ届ける(対象:11月3日(火)〜1月末までの期間で公演を行う劇団・劇団員)。

目標金額は1000万円。プロジェクト期間は11月16日(月)まで。

舞台芸術の灯を消したくないという思いを持つ人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社MotionGallery

愛媛県「魚魚丸」養殖真鯛を特別価格で提供

株式会社コムラインの運営するグルメ回転寿司「魚魚丸(ととまる)」は、新型コロナウイルス影響で苦境に立たされている漁師を救うプロジェクトとして、愛媛県宇和島市と連携。同社は9月17日(木)、同市の養殖業者から10トン(約5000匹)の養殖真鯛の購入を発表した。

9月19日(土)から27日(日)まで、その真鯛を1皿120円(税抜)の特別価格で提供している。

こだわりは、毎日、活魚運搬車を通じて宇和島から直送新鮮な真鯛を"生きたまま"愛知県内まで運んできていることだという。対象店舗は、愛知県にある「金の魚魚丸」を含む、「魚魚丸」全店23店舗。

付近に暮らすビジネスパーソンや、旅行や出張等で訪れることのある人は、新鮮な真鯛を堪能することで漁師たちの支援につなげてみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社コムライン

『杜氏と語り合おう!!「オンライン唎き酒会」』

賀茂鶴酒造株式会社は10月10日(土)・11(日)に、オンライン日本酒イベント『杜氏と語り合おう!!「オンライン唎き酒会」』を開催する。

オンライン会議システムZoomを使い、2号蔵杜氏である椋田茂氏が、客とオンライン上で語り合うイベントだ。参加者には、当日のオンライン唎き酒会で楽しめる日本酒のセットを届ける。参加費は3500円(税込・送料込)。

同社はこのイベントのほかにも、ホームページに特設ページを設け、酒蔵の中を動画で紹介したり、酒まつり限定酒や福箱(福袋)の販売も実施している。

日本酒好きな人などは、参加することで酒造支援につなげてみてはいかがだろうか。

【イベント概要】

開催日:10月10日 (土) 11:00、15:00/10月11日 (日) 11:00、15:00
※各回1時間程度
定員:各回 30人
チケット販売期間:9月10日(木)~10月2日(金)
販売場所:賀茂鶴酒造ホームページ(オンライン酒まつり用特設サイト)
※参加には賀茂鶴オンラインストアの会員登録が必要

出典元:賀茂鶴酒造株式会社

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