東京都が設立した創業支援施設「Startup Hub Tokyo 丸の内」は、総務省協力、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)後援のもと、「Startup Stage2020〜関東ビジネスプランコンテスト〜」を12月19日(土)に開催する。
それに伴い、現在AIやアプリ、ブロックチェーンなど、ICT(情報通信技術)を用いたビジネスプランを募集している。
起業支援のプロ達がメンターとして指導
「Startup Stage2020〜関東ビジネスプランコンテスト〜」とは、Startup Hub Tokyo丸の内が主催するビジネスプランコンテスト。起業準備期や起業直後の人を対象に事業のブラッシュアップをサポートし、革新的なビジネスプランの創出を後押しするという。
審査を通過すると、ファイナリスト限定のセミナーを受けられ、起業家として必要なマインドセットのほか、プレゼンのプロによる1カ月半の実践プログラムを用意するとし、コンテスト当日に向けプレゼン力を向上させることが可能。
また、同施設所属の起業相談のプロの中から、ICTを得意分野とする相談員がメンターとして参加し、コンテスト当日までビジネスプランのブラッシュアップやピッチのスキルアップをサポートする。
審査当日は、ベンチャーキャピタル数社が参加を予定しており、直接フィードバックを受けることができる上、昨年のコンテストでは実際に出資のチャンスを得た人もいたという。
更に、コンテストで高い評価を獲得すると、全国大会である「起業家甲子園/起業家万博」への挑戦権を獲得できるとしている。
募集テーマは「ICT(情報通信技術)を用いたビジネスプラン」
ICT(情報通信技術)を用いたビジネスプランが募集テーマで、発表時間は7分。
主催者によると、ICTとはウェブサービスやアプリケーションサービス、AIやブロックチェーンを活用したサービスなど、インターネットの通信技術を必要とするサービス全般を指すという。
<スケジュール>
応募締切:10月11日(日)
書類審査結果発表 :10月14日(水)
ピッチ審査:10月中旬~下旬
合格発表:10月下旬
実践セミナー&ピッチトレーニング:11月初旬〜12月初旬
ビジネスプランコンテスト:12月19日(土)
応募資格は以下のとおりである。
<応募資格>
・学生の部
1.関東に所在する高校、高専、大学、大学院の学生や学生で構成されるチーム、または個人であること
2.プロトタイプ実装済み、またはコンテスト当日までにプロトタイプ実装可能であること
3.過去に「起業家甲子園」に出場した経験がないこと
・一般の部
1.起業や事業拡大に意欲があり、成長志向が強いこと
2.過去3年以内に事業開始、または今後1年以内に事業開始予定のスタートアップや中小企業等の代表者であることともに起業の有無は問わない
その他詳細についてはプレスリリースで確認できる。
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