株式会社博報堂は9月4日(金)、博報堂CSRグループの川廷昌弘氏の著作「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」を発売した。
SDGsの第一人者・川廷氏による講演を書籍化
同社によると、著者である博報堂CSRグループ推進担当部長の川廷昌弘氏は、これまでもSDGsの普及活動を推進しており、自らが実践してきた具体的アクションをベースとして、国連・日本政府や自治体・企業におけるSDGs普及への取り組みについて解説する講演を各地で行ってきたという。
この講演は非常にわかりやすく、「初めてSDGsを“自分ごと化”できた」との声もあるほど、SDGsへの理解が深まる内容だとして評判が広がり、講演活動が拡大。
今回出版に至った同書は、川廷氏によるこの講演を熱量はそのままに、わかりやすく文章化したものだという。
あらゆる立場の人がSDGsを“自分ごと”化できる内容
具体的には、SDGsの17目標と169ターゲットについて、立案された歴史背景や経緯に触れながら解説。
また、同書オリジナルの全169ターゲットの日本語訳も掲載されているとのこと。
SDGs採択への道のりから、企業価値、地方創生、お茶の間、さらに次世代への継承までテーマとして取り上げており、「SDGsの内容は知っているが取り組んでいるわけではない」「身近には感じられない」といった人でも、豊富な事例とたくさんのヒントによって、SDGsを本質的に理解できる内容に仕上がっているという。
詳細な内容は同社プレスリリースを参照のこと。
学生はもちろんのこと、SDGsへの取り組みが進まない企業の担当者なども、読んでみることで自社に可能なSDGsの方向性が見えてくるかもしれない。
【目次】
Chapter1. SDGsって何?
Chapter2. SDGsと企業価値
Chapter3. SDGsのローカライゼーション
Chapter4. SDGsをもっと知ろう!
Chapter5. お茶の間にSDGs
Chapter6. 次世代のためのSDGs
【書籍概要】
価格:1600円(税別)
判型:A5判
出版社:ナツメ社
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