暗号資産(仮想通貨)取引所を運営する株式会社bitFlyerは9月7日(月)、今年の上半期に口座を開設した人のうち、20代が最多であることを発表した。
また、同社グループが事業を展開する米国および欧州においても、同様に20代による口座開設者が最も多かったという。
この結果を受け、日本の顧客を対象に「暗号資産に関するアンケート調査」を実施したところ、暗号資産を将来性のある中長期的な運用対象として見ていることが明らかになったそうだ。
上半期口座開設者20代が最多に
2018年上半期および2020年上半期に、同社で口座開設した顧客属性はそれぞれ以下のとおりになった。
2018年の上半期は30~40代がメインだったのに対し、今年上半期は20代の割合が2018年同時期の2倍以上に増加していることがわかる。この傾向は日米欧の3地域全てに共通していたという。
暗号資産は将来性のある中長期的な投資対象との見方
この結果を受け、同社では今年1月~6月に口座開設した日本の顧客539人を対象に、8月7日(金)~ 8月24日(月)の期間中WEBアンケート調査を実施した。
暗号資産を始めようと思った理由および目的について尋ねると、「将来性がありそうだから」が最も多く、回答の半数近くを占める結果に。
「今後利用が広がりそうだから」も4番目となり、同社では暗号資産の将来性への期待がうかがえると分析している。
「少額から始められるから」といった手軽さや、「勉強、経験になるから」といった学びの観点からの回答も上位にランクインした。
また、「短期的な利益が得られそうだから」よりも「中長期的な運用に向いていそうだから」という回答が多かったことも注目すべき点であり、新規の顧客は暗号資産をより中長期的な投資対象として見ていることが明らかになったという。
これらの調査結果を受け同社では、多くの人が暗号資産の魅力に触れ、安心・安全な暗号資産取引を提供できるようサービスの充実に努めていきたいとしている。
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