株式会社大和書房は、日常生活やビジネスでよく使う“間違いやすい言い回し”を紹介する書籍「9割がつい間違える身近な日本語」を9月12日(土)に発売する。
誤用しやすい言葉を正しく使えるようになるための一冊だ。正しい日本語を使うことで、相手にぐっと“知的な印象”を与えることが期待できるという。
一瞬「どっち?」と迷う言葉たち
会議で多数決をとるときの言い回しは、「過半数を超える」「過半数を占める」のどちらが正しいだろうか?また、スポーツなど、競技の際に使われる“雪辱”の使い方として正しいのは「雪辱を果たす」「雪辱を晴らす」のどちらだろうか?
このように、よく聞く言葉なのに一瞬「あれ?どっちだっけ?」と迷ってしまった経験があるという人は多いのではないだろうか。
間違った日本語の使い方の中には、親しい中では笑い話で済んでも、上司や取引先に誤って使うと失礼にあたる言葉も少なくない。
思い込み・記憶違いで恥をかかないように
同書では、思い込み・記憶違いの言葉でもう恥をかかないために、間違いやすい言い回しを紹介する。
例えば、ついやりがちな誤用として「あのチームは圧倒的に弱い」という人がいるが、これは誤り。“圧倒的”という言葉は“他と比べようがないほど勝っている、力がある”という意味で使われるので、弱いものに対して使う場合は誤用となる。
【目次】
第1章 続く言葉はそれで正しい?間違えやすい日本語
第2章 大事な場面で言ってはいけない!要注意な日本語
第3章 つい使ってしまいがち!誤用しやすい日本語
第4章 それ、知的に言ったつもり?間違えると恥ずかしい日本語
第5章 正しい意味、知っていますか?まぎらわしい日本語
第6章 勘違いしていませんか?9割が間違える日本語
第7章 そんな言葉はありません!混同しやすい日本語
第8章 季節と気候を話題にするなら…会話を格上げする日本語
第9章 その言い方、失礼です!マナー違反に気をつけたい日本語
第10章 ビジネスシーンで取り扱い注意!正しく使いたい日本語
第11章 本来は間違い、今では一般化 多数派になりつつある日本語
正しい日本語の言い回しを身に付けることで、ビジネスでも日常生活でもスマートな印象を与えることができそうだ。
【書籍概要】
タイトル:9割がつい間違える身近な日本語
版型/ページ数:文庫/224ページ
価格:本体740円(税込)
ISBN:9784479308348
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