株式会社ディスコは9月3日(木)、就職先が決定している2021年卒業予定の学生を対象に実施した、企業選びとSDGsに関する調査の結果を公開した。
調査結果によれば、企業の社会貢献度は企業選びと強く結びついており、学生が就職後に取り組みたいこともSDGsに関連した内容が多く挙がったという。
就職先企業の選社基準
就職先企業に決めた理由としては、「社会貢献度が高い」との回答が30%と最も高い割合を占め、学生が企業を選ぶうえで、仕事を通じた社会貢献を重視していることが表れていたという。
企業の社会貢献度について、就活生がどのような情報をもとに判断しているのか、判断する要素や情報源について尋ねたところ、社会貢献度を判断する要素として最も多くの学生が選んだ項目は「企業理念」(52.9%)。
次いで「ビジネスモデル」(44.2%)、「従業員に対する姿勢」(39.6%)、「顧客/消費者に対する姿勢」(37.9%)、が4割前後で続いた。「採用ホームページ・採用パンフレット」や「企業ホームページ」などで、企業の社会貢献度を確認している学生が多いことも判明した。
また、企業の社会貢献度と就職志望度の関連について尋ねたところ、就職先企業に限らず、社会貢献度の高さが志望度に「とても影響した(志望度が上がった)」(22.4%)、「やや影響した(志望度がやや上がった)」(42.8%)と回答。合わせると、6割超が「影響した」と回答したそうだ。
7割が「SDGsを知っている」
SDGsの認知度については、「詳しく知っている」(19.3%)と「ある程度知っている」(57.1%)とを合わせると、7割を超えた。
就職先企業で取り組みたいことを尋ねると、「食を通じて世界の貧困や飢餓問題の解決に取り組みたい」「マスコミの発信力を生かして、社会問題を周知させることをしたい」「多くの人に質の高い医薬品を届け、健康や福祉の面で活躍したい」など、SDGsに関連した回答が多く上がったという。
企業の社会貢献度は学生の企業選びに影響
同社は8月1日(土)~6日(木)の6日間にわたり、2021年3月卒業予定の大学4年生のうち就職先が決定している学生(理系は大学院修士課程2年生含む)853人を対象に、SDGs(持続可能な開発目標)の認知度や就職先企業で取り組みたいこと、企業の社会貢献度と就職志望度との関連などの調査・分析を行った。
この調査結果から、企業の社会貢献度は学生の企業選びと強く結びついていることが分かった。
詳しい調査結果については同社プレスリリースを参照。
これから就活を始める学生などは、企業選びの1つの基準として、参考にしてみてはいかがだろうか。
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