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現代のビジネスシーンですぐに役立つ!オンラインでの議論に使える「はじめてのグラフィックレコーディング」発刊

佐藤優子

2020/08/29(最終更新日:2020/08/29)


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株式会社翔泳社は8月26日(水)、どんな人でもすぐに始められるグラフィックレコーディングを解説する書籍「はじめてのグラフィックレコーディング」を発売した。

SNS「note(ノート)」の人気クリエイターである久保田麻美さんによる、考えを図にし、会議を絵にして共有することができるグラフィックレコーディングに必要な知識とスキルが学べる一冊だ。

オンラインでこそ役立つグラフィックレコーディング

同社によると、コロナ禍の影響で、Web会議やウェビナーのようにオンラインで議論をする場面が急増しているが、オンラインの話し合いは対面で話す時よりも話が宙に浮いてしまうことが多いため、議論の可視化がより一層重要になっているとのこと。

考えを図にし、会議を絵にして共有するグラフィックレコーディングは、プレゼン資料の作成や、ブレインストーミング、そしてオンライン会議などといった現代のビジネスシーンで役立つという。

オンライン会議で取り入れる方法としては、web会議システムにiPadからグラフィックレコーディングの様子をリアルタイムに共有する方法や、オンラインホワイトボードを共同編集する方法などがあるそうだ。

グラフィックレコーディングに必要な知識とスキルを網羅

ビジュアルシンキングの基本から、伝わる図や絵の描き方、ことばの書き方、話の聞き方、さらに練習や実践にも便利なiPadの活用法まで、グラフィックレコーディングに必要な知識とスキルを網羅している。

同書によると、絵が苦手だと思っている人の多くは、「絵は上手に描くもの」だと思い込んでいるという。

完璧な絵を描こうとするのではなく、対象物をシンプルな図形に変換する方法や、数字やデータを用いて具体的かつ明確な言葉を並べていくこと等を意識することで、をこれまでデザインとは無縁に生きてきたビジネスパーソンでも、すぐにオンライン会議等で活用できるようになるとしている。

【目次】
・第1章 ビジュアルシンキングの基本
・第2章 伝わる絵の描き方
・第3章 伝わる言葉の書き方
・第4章 伝わる図の作り方
・第5章 伝わるデザイン
・第6章 グラフィックレコーディングの実践
・第7章 デジタル・グラフィックレコーディング
Appendix ビジュアルライブラリー

久保田麻美さんは、「note」で2018年からグラフィックレコーディング、ビジュアルシンキングについての連載を開始。現在も1万4000人以上のフォロワーがいる人気のクリエイター。同書では、親しみやすいイラストと平易な言葉で、グラフィックレコーディングをわかりやすく解説している点が特徴だ。

【書籍概要】
・ページ数:200ページ
・定価:2000円(税別)
・ISBN:9784798168166

出典元:株式会社翔泳社/はじめてのグラフィックレコーディング

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