働きづらさを抱える若者や障害者の就職支援を行う株式会社エンカレッジは、大学生向けインターンシッププログラムなどを提供するNPO法人JAEと共同で、学生がオンライン上で仕事の疑似体験ができるサービス「オンラインしごと体験」を9月1日(火)にリリースする。
また、学生・教育関係者を対象としたリリース記念説明会「コロナ時代、オンラインのしごと体験で就活準備を進めよう!」を、京都リサーチパーク株式会社の協力を得て、9月9日(水)にオンラインで開催する。
コロナ禍で就業体験の機会が減少する学生たち
同社によると、現在、新型コロナの影響を受けて、インターンシップを始めとした学生の就業体験の機会が減少しており、仕事や働くことへの具体的なイメージを持てないまま就職活動に臨む学生も少なくないという。
また、学業や課外活動で忙しい学生や、インターン前の選考で落ちてしまう等の理由で就業体験に参加できない学生もおり、学生に向けて就業体験の機会を設けようという目的のもと、このたび「オンラインしごと体験」のリリースに至ったそうだ。
企業が直接受入をしなくても、学生自身で「いつでも・どこでも・だれでも」仕事を体験できる仕組みを実現している。
3つのコンテンツで構成
同サービスは、学生は無料で登録が可能で、「しごとインタビュー:職業人のインタビュー動画から様々な仕事や働き方を知る」「しごとサンプル:会社で実際におこなわれる仕事の一部を体験する」「オンラインインターン:企業から与えられる仕事の課題に取り組む」という3つのコンテンツを通じて、段階的に仕事について知り、体験できる仕組みになっている。
例えば「しごとサンプル」とは、企業で実際に行われる仕事を想定した業務や作業をオンラインで体験できるコンテンツ。30分で気軽に体験できるものから、2時間程かけてじっくり取り組むものまであり、学生は興味のある職種や試したいスキルで検索し、それにマッチする仕事を体験することで、自身の職業適性やスキルの把握ができる。
学生が「仕事」そのものへの理解を深めることにより、仕事の中身や働くイメージを持てるようになることが目的だ。
リリース記念説明会が開催
今回のリリースに合わせ、9月9日(水)にリリース記念説明会を開催する。
学生・教育関係者に向けたオンラインしごと体験の登録・活用方法の案内のほか、同サービスの協力企業である株式会社ラックの人事担当者、和歌山大学 教養・協働教育部門講師の木村亮介氏が登壇し、オンラインしごと体験を活用したキャリア教育や採用活動の可能性について意見交換をおこなう。
【説明会開催概要】
企画名:コロナ時代、オンラインのしごと体験で就活準備を進めよう!
日時:9月9日(水)13:30~15:00
参加方法:オンライン会議システム「Zoom」を活用
対象:全国の学生、大学等教育関係者
定員:50人
参加費:無料
※参加申し込みは、開催当日朝9時まで受け付け
※申込方法その他詳細については、同社プレスリリースを参照。
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