一般社団法人SDGs市民社会ネットワークは、10月から「オンライン講座:SDGs市民カレッジ(全6回)」を開講する。
講座に登壇するのは、SDGsの各課題に精通した専門家たち。SDGs最前線の情報の紹介に加え、各回終了後には講師や参加者との意見交換の場も設ける。SDGsについてより実践的に学びたい人に向けた講座となっている。
各SDGsの課題のつながりを理解
持続可能な開発目標(SDGs)はひとつの課題に留まらず、それぞれの課題のつながりを理解することで、より包括的な課題解決が可能な場合もあるという。
同法人は、合計6回の講座を通じて、課題どうしの関連性について理解したり、パートナーシップのアプローチを広めたりと、行動変容を起こすきっかけ作りとなることを目指している。
参加者の交流を通じてネットワークを作りも
講座では、SDGsの各ゴールを3つずつ取り上げ、各課題別の講師による講義と、同法人の理事や専門家とともに、関連性を理解するためのディスカッションをおこなう。
17の目標の基盤となっている、「People,Planet,Prosperity,Peace,Partnership(5つのP)」や誰一人取り残さない理念(LNOB)、「環境×社会×経済」の3側面のバランスを考えながら、議論を展開。まだ議論が十分ではない分野についての現場の情報や、解決のためのきっかけや糸口、今後の活動のヒントを得ることが目標だ。
各回の参加者も交えたディスカッションや、終了後の交流の時間を通じて、SDGs達成のためのネットワークを作れることも大きなメリット。
講座は全6回の連続講義で、Zoom利用によるオンライン講義(ウェビナー)での開催となる。
【開講日時】
各回とも開催時間は15:30~17:30
Vol.1:10月6日(火) 貧困×水×エネルギー
Vol.2:10月27日(火) ジェンダー×まちづくり×気候変動
Vol.3:11月10日(火) 格差×消費/生産×海洋
Vol.4:11月17日(火) 健康×教育×産業
Vol.5:12月1日(火) 食/農業×労働×森林
Vol.6:12月15日(火) まとめ:市民参加×パートナーシップ
【受講料(全6回分)】
1万5000円(講義聴講のみ)
1万8000円(放課後チャット付)
【受講者数と対象】
・人数:100人
・対象:SDGsについて関心のある人(一般・学生)
※団体・企業の研修としても利用可能
詳細については同社リリースを参照。
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