国連開発計画(UNDP)とシティ・ファウンデーションは、若者によるSDGsの達成に貢献する社会革新や起業を支援するための活動「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」を2017年から毎年実施しており、このたび今年度の開催も決定した。
主軸プログラムである、SDGs起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2020」の応募受付を8月5日(水)に開始。応募締め切りは10月5日(月)正午となっている。
アジア太平洋地域最大規模の若手起業家支援活動
「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」ではこれまで、アジア太平洋地域内の25の国と地域において、7000人以上の若手社会起業家を支援、およそ650の社会的事業の設立や事業拡大支援を行ってきた。関連イベントの参加者は7万5000人にのぼるという。
日本では2019年に活動を開始。日本の社会・環境課題解決に向けて取り組む若手起業家のエコシステムを広げていくべく、支援を行っている。
今回募集を開始した「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2020」は、11月24日(火)に開催予定。当日は、1次審査・2次審査を通過した参加者が、ピッチを行う。
応募受付開始に伴い9月15日(火)、コンテスト応募を検討している人向けにオンライン説明会を実施予定。応募書類の記入の仕方や日本大会の詳細について説明し、参加者からの質問に答えるという。
【説明会概要】
日時:9月15日(火)19:00~20:00
開催方法:Zoom
定員:30人
参加費:無料
参加方法:専用サイトより申込
事業アイデアを持つ35歳未満の若者を募集
2019年に開催した同コンテストでは、50人以上の応募のなかから、8組がファイナリストとして、150人以上の観客と審査員に向けてビジネス・アイデアを披露したという。
新型コロナウイルスによる多大な影響を受けている今年度は、この危機的状況において自身のコミュニティの課題に取り組む社会起業家にスポットを当てた取り組みを推進するとしている。
コンテスト応募条件は、8月1日現在18歳以上35歳未満の人(高校生を除く)で、事業アイデアやプランを持っていることなど。その他、詳細については同社プレスリリースにて確認ができる。
アジア太平洋地域のイノベーターと繋がり、自身のビジネスアイデアを発展させたいという人は、挑戦してみてはいかがだろうか。
出典元:ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2020
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