HOMEイベント 【学生~社会人まで】村の分散型古民家ホテルなどの事例からSDGsの本質を学ぶオンライン講座が登場、9月上旬から開始へ

【学生~社会人まで】村の分散型古民家ホテルなどの事例からSDGsの本質を学ぶオンライン講座が登場、9月上旬から開始へ

白井恵里子

2020/08/02(最終更新日:2020/08/02)


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イメージ画像/AdobeStock

地域づくりの伴走型コンサルティング企業である株式会社さとゆめは、都市圏と地域をつなぐ"場づくり"企業である株式会社ファイアープレイスと共同で、国が推進する「地方創生カレッジ」の官民連携オンライン研修事業を受託。

地方創生人材を育成することを目的とし、山梨県小菅村と群馬県長野原町における地方創生の先進事例から、withコロナ時代のサステナブルな地域事業の在り方を実践形式で学ぶオンライン講座を9月上旬より開始する。

SDGsの本質を学び実践につなげる

地域発、「持続可能な循環型地域事業づくり」を実践している事業者のケーススタディを通じ、SDGsの本質を学ぶオンライン講座。

独自の「共感・共働ワークショップ」を通じ、受講後のアクションにつながる実践的な学びや気付きを提供し、参加者の具体的アウトプットにつなげていくことを目指すとしている。

具体的には、同社が、サステナブルな地域ビジネスの構造をわかりやすく因数分解。また、"場づくり"・"コミュニティづくり"の第一線で活躍するファイアープレイスの渡邉代表が全体のファシリテーターを務め、共感と共働(オープンイノベーション)を育むための基本スタンスや、実践的な落とし込みを伝授する。

9月2日にキックオフ講義を開催

講座では、SDGsと地方創生の実現には、「関心の壁」「感情の壁」「行動の壁」「創造の壁」の4つの壁が存在すると仮説立て。特に、まちや人や営みに"共感"することが、具体的なアクションや関係人口の創出につながる重要な要素と定義する。

そのため受講の過程では、数多くの共感接点を構築できるようなプログラムを設計しているという。

Course1:分散型古民家ホテルを起点とした関係人口のつくりかた

人口約700人の山梨県小菅村に2019年オープンした「村全体がひとつのホテル」が、コロナ禍でも稼働率が下がらない理由をSDGsの観点から学び、今後のマイクロツーリズムやワーケーションの可能性、今後の客室のあり方を検討する。

Course2:制約条件を資源に変える地域事業のつくりかた

1年のうち半分が冬である北軽井沢において人気キャンプ場を経営する有限会社きたもっくに、持続可能な循環型地域事業のつくりかたとその思考を学ぶ。

【「地方創生カレッジin小菅・長野原 -SDGs×地方創生-」スケジュール】

(2コース共通)
・キックオフ:9月2日(水)19:30~ 21:00 (19:00オープン))
 講義「理解から共感へ ~事業づくりから考えるSDG's ~」(渡邉 知氏) 

(Course1)
・オンラインワークショップ①:9月9日(水)19:30~21:00(19:00オープン)
・オンラインワークショップ②:9月16日(水)19:30~21:00 (19:00オープン)
・共働に向けた最終ワークショップ:9月30日(水)19:30~21:00 (19:00オープン)

(Course2)
・オンラインワークショップ①:9月17日(木)19:30~21:00 (19:00オープン)
・オンラインワークショップ②:9月24日(木)19:30~21:00 (19:00オープン)
・共働に向けた最終ワークショップ:10月1日(木)19:30~21:00 (19:00オープン) 

プログラム参加費は無料(事前申込制)。

SDGsや地方創生をテーマにオープンイノベーションや新規事業開発を担当する人や、地域での就職を志向する学生、キャリアチェンジ・副業希望の社会人、自然環境でのワーケーションやリモートワーク、オフサイトミーティングに関心がある人などにおすすめのプログラムだという。

プログラム詳細・参加申込方法などは同社プレスリリースを参照。

出典元:地方創生カレッジin小菅・長野原 -SDGs×地方創生-

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