Increments株式会社は、エンジニア情報共有サイト「Qiita(キータ)」のユーザー2948人に実施したアンケート調査を、「エンジニア白書2020」として公開した。
エンジニアの動向調査を実施
「Qiita」は、エンジニアリングの知識を記録・共有するためのコミュニティで、再利用性・汎用性の高い情報が集まっているという。
ユーザーは、コード作成時に気付いた点や、間違いやすい仕様などについて、他のエンジニアに発信でき、コミュニティ上で活動するほど、自分に合った記事が届く仕組みとなっている。
同サービスでは、6月9日(火)~25日(木)の期間に、ユーザー2948人(エンジニア2334人、エンジニア未経験614人)を対象に、アンケート調査を実施した。
エンジニアの属性や年収・働き方・転職や副業への興味、人気の開発言語やツール・勉強方法など、国内エンジニアの動向把握についてを調査し、「エンジニア白書2020」にまとめて公開した。
年収の高い言語が人気
使用中・習得したい言語
最も使用される言語は、JavaScript(1748人)で、次いでHTML(1370人)、Python(1303人)、CSS(1110人)、SQL(1058人)という結果となった。
今後習得したい⾔語は、1位はGoで全体の30%以上が習得を希望。2位はPythonで27%、3位はTypeScriptで25%であった。
言語と年収の関係
JavaScriptを使用する人の年収は、300~500万円未満が39%と最も多く、500~800万円未満が27%、300万円未満が25%と回答した。
また、習得したい⾔語における、年収500万円以上の割合については、1位のGOは49%、2位のTypeScriptは45%を占めており、同社は年収の⾼さも⼈気の理由となると分析している。
リモートワークの実施
リモートワークについて、コロナ以前から実施していたのは24%、コロナ後の実施は59%、コロナ後も出社している人は13%という結果であった。
全く出社しない人は37%で、モバイルエンジニア・ITコンサルタント・デザイナーなどが多かった。社内情シス・組み込み系エンジニア・バックオフィス・営業は出社している割合が高いと回答した。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
出典元:Qiita
【関連記事】
AIエンジニアとしてスキルアップができる、「AIエンジニア向けのインフラ基礎講座」申込受付中
株式会社AVILENは8月、株式会社Rossoと共同制作した「AIエンジニア向けのインフラ基礎講座」の提供を開始する。申込は7月から開始している。 2社の強みを生かして制作 同社は「...
IT業界研究プラットフォーム「carip」リリースに先立ち、業界研究に特化したyoutubeチャンネルが公開中
7月15日(水)に創業した株式会社ジェイタマズは、企業が講師となってIT業界の業界研究動画を提供するプラットフォーム「carip」の開発・運営を手掛ける。 同社は「carip」リリースに先...
急成長の副業マッチングサービス「シューマツワーカー」に聞く、"キャリアアップ手段としての副業"への挑み方
厚生労働省が定める「副業・兼業の促進に関するガイドライン」には「副業・兼業を行える環境を整備することが重要である」との記述があり、国をあげて副業・兼業の促進を図っている状況下、副業に特化したマッ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう