HOMEビジネス NO名刺!オンラインでもリアルでも非接触でプロフィール交換できるアプリ「NI-C-Name」登場

NO名刺!オンラインでもリアルでも非接触でプロフィール交換できるアプリ「NI-C-Name」登場

さえきそうすけ

2020/08/02(最終更新日:2020/08/02)


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株式会社NIコンサルティングは、経営コンサルティングおよび経営支援システムの開発・販売を行っている。

同社は7月31日(金)、名刺交換に代わる新たなID(プロフィール)情報交換の手段として、非接触の「PIエクスチェンジ(Personal Identity Exchange)」という新しいコンセプトを提唱、それを実現するスマートフォンアプリ「NI-C-Name(NIコンサルティング・ネーム・アプリ」の提供を開始した。

  • Withコロナ・Afterコロナのニューノーマルは営業活動も非接触

営業活動でも高まる「非接触」のニーズ

同社によると、新型コロナウイルスの感染防止策として、営業活動においても「非接触(コンタクトレス)」のニーズが急速に高まっているという。

オンライン商談が営業のニューノーマルとして広まり、多くの企業が見込客発掘の場として利用していた展示会もオンライン展示会に切り替わるなど、非接触の営業手法を模索する動きが顕著とか。

そのような中「名刺交換」は非接触アプローチの障壁の1つに挙げられ、日本政府の掲げる「新しい生活様式」においてもオンライン名刺交換が推奨されている。

リアルな商談と異なり、オンラインでは紙媒体のやり取りができない上、リアルな商談でも名刺交換となると密接を避けるのは難しい。

オンライン名刺交換を超えたデジタルID交換へ

同社が提唱する、デジタルID交換「PIエクスチェンジ=PIeX」という新概念では、紙の名刺を前提とした「オンライン名刺交換」ではなく、完全デジタル化によるプロフィールの情報交換を実現。実行ツールとしてスマートフォンアプリ「NI-C-Name」を開発した。

同アプリは、オンライン商談では自身の情報を示すQRコードを生成し、PCの画面越しにデジタルIDを交換する。

一方のリアル商談では、ソーシャルディスタンスを取りながら、約3メートル以内の相手を検知して、Bluetoothによる非接触でのデジタルID交換が可能としている。また、相手が同アプリをインストールしていなくてもPI情報を送信することもできるそうだ。

取り込んだ情報はアプリ上に一覧表示され、商談中に顔と名前を確認することも可能。同社の営業支援システムと連携すればデータベースに登録でき、全社で共有管理することもできる。

7月31日(金)より無料でダウンロードできる同アプリ。現在はAndroid版でダウンロードができ、iOS版は8月中旬頃の提供開始を予定している。

詳細については同社プレスリリースで確認できる。

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