HOMEライフスタイル 1カ月単位で異なる地域に住めるサブスク「wataridori」が始動、地元で学び働く体験を提供

1カ月単位で異なる地域に住めるサブスク「wataridori」が始動、地元で学び働く体験を提供

白井恵里子

2020/07/25(最終更新日:2020/07/27)


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イメージ画像/AdobeStock

全国渡り鳥生活倶楽部株式会社は7月22日(水)、日本中の異なる地域での暮らしが体験できるサブスクリプションサービス「wataridori」の提供を開始した。

全国の住宅に1カ月単位で住める

「wataridori」は、全国で眠る別荘などの優良な住宅を借上げ、倶楽部会員に1カ月単位で貸し出すサービス。

一度は住んでみたいような豪邸やノスタルジーにあふれた古民家、都心ライフを演出するタワーマンションなど、オーナーの許可を得て借り受けた数々の住居「渡り鳥ハウス」がそろっているという。

たったひとつのスーツケースがあれば入居できるよう、すべての住居に家具、家電、最低限の生活備品を揃えているという点も特徴だ。

その地に足をつけて生活

利用期間は1カ月単位。短期間の観光や移住とは異なり、その地に足をつけて生活することで、地元の地場産業・農業・漁業などを学び、働くという「生活メニュー」もコーディネートしている。

また、学びや体験の場を提供する「アンバサダー」や、地元の生活のルールを案内する「コンシェルジュ」を通じ、その地で有意義に過ごすための情報やヒントも提供していく。

年中利用可能な正会員は月額15万円で、好きな時に、1カ月単位で全国の渡り鳥ハウスが使用可能だ。シーズナル会員は、月額5万円の会費で、年間の3カ月間のみ借りることができる。

新しい自分に出会うきっかけに

ガイドブックには載っていない地域の発見や、地元の人々との交流などを通じ、これまで気づかなかった自分のキャラクターや才能に気づく。その地で新しい趣味や技術を会得し、自分にとっての第2、第3のふるさとがうまれる。

同社は、このような新しいライフスタイルの構築を目指すとしている。

自宅と会社の往復の生活ではなく、好きな時間に好きな場所で生活するという新しい暮らしを体験ししてみはいかがだろうか。

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