HOMEビジネス 最大3年間、月20万円のベーシックインカムを支給!宮城県七ヶ宿町が「移住起業家」を募集開始

最大3年間、月20万円のベーシックインカムを支給!宮城県七ヶ宿町が「移住起業家」を募集開始

長澤まき

2020/07/21(最終更新日:2020/07/21)


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イメージ画像:Adobe Stock

宮城県の最南西部に位置する七ヶ宿町と株式会社MAKOTO WILLは7月17日(金)より、ベーシックインカム制度を整備し、移住・起業する起業家の募集を開始した。

街の資源を活かしながら、自分のアイデア実現を目指す人を募集。地域おこし協力隊の制度を活用し、最大3年間、月20万円のベーシックインカムを支給するので、目先のキャッシュに囚われない活動をすることができる。

9月1日(火)・5日(土)に説明会を開催する。

役場&事業立ち上げの専門家がサポート

農山村の活性化や魅力のあるまちづくりを実現するために、地域住民と共にまちづくりを応援できる移住起業家を募集する。

七ヶ宿町と事業立ち上げの専門家がアイデア実現をサポート。自由度を高く設定しているので、役所的な働き方を避け、自分の裁量でプロジェクトを進めたい人におすすめだという。

役場は、ベーシックインカムに加え、住居や車両も支給。また、町内のネットワークも紹介する。

事業立ち上げの専門家は、起業の負担を少しでも軽減し事業の成功率を上げるべく、意思決定の質とスピードを上げるサポートや、仕事に集中するための体制づくりのサポートなどを行う。

地域に貢献しうるビジネスアイデアを実現へ

ミッションとして、何かしら地域に貢献しうるビジネスアイデアを3年以内に立ち上げることが条件。

最低限の目標として「3年以内に、協力隊の給与+αを事業で稼げるようになること(任務終了後も活動を継続すること)」を想定している。

本質的に何をしたいのか・事業をどこまで伸ばしたいのかなどを聞きながら、双方で納得できる目標を設定し、そこから具体的な活動内容を調整する。

9月1日・5日に説明会を開催

9月1日(火)・5日(土)に開催する説明会では、プロジェクトの目指しているものや詳細な条件を伝える。

地方に興味がある人や温めているアイデアがある人、自分の好きなことを活かして起業したい人、起業したいが資金面に不安がある人などが参加対象となる。

【採用決定までの流れ】
・説明会/9月1日(火)オンライン、9月5日(土)仙台市
→事業の悩みを解消する:個別相談会(オンラインにて随時)
→移住の悩みを解消する:現地ツアー/9月19日(土)・20日(日)
・応募締切:9月27日(日)23時59分
・書類審査
・面接審査:10月8日(木)・9日(金)(同町にて)
※詳細や参加申込方法は同社プレスリリースを参照

同制度を活用して、七ヶ宿町で起業に挑戦してみてはいかがだろうか。

出典元:地域おこし協力隊/宮城県 七ヶ宿町

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