HOMEビジネス ワーケーションができる施設を探せる「Workations」が7月末リリース、職種ごとのレビュー閲覧機能も

ワーケーションができる施設を探せる「Workations」が7月末リリース、職種ごとのレビュー閲覧機能も

鈴木京

2020/07/13(最終更新日:2020/07/13)


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AdobeStock

WEBアプリケーション開発などを行う株式会社MOLEは、「シゴトを通じて地方を豊かに」をビジョンに掲げ、ワーケーションができる宿泊施設を探せる「Workations(ワーケーションズ)」を7月末にリリースする。

Work(仕事)と Vacation(休暇)を掛け合わせた“ワーケーション”は、昨今の働き方の多様化や、新型コロナウイルスによるリモートワーク拡大を受けて、注目度が高まっている働き方だ。

職種ごとのレビュー閲覧機能など

「Workations」では、ワーケーション可能な宿泊施設をまとめたWEBサービスを提供し、施設の検索・予約ができる。

ユニークな特徴は、「エンジニアにおすすめの宿」など職種ごとにレビューを閲覧できる機能や、「湯治」「開発合宿」といった今までにないカテゴリから宿を検索できる機能があること。

また、同社が運営する旅シェアリングサービス「peeeps(ピープス)」を通じて宿泊施設の周辺ツアーを提供できる機能や、自治体・各地域の観光推進協会と連携した特設ページなども実装する見込み。

コロナ禍で注目度が高まるワーケーション

エンジニアやデザイナーなどのメンバーで構成する同社では、これまでにもリモートワークを週2~3回ほど行っていたが、コロナウイルス流行後、打ち合わせはZOOM、事務作業などもすべてオンラインで実施するようになったという。

ワーケーションが実現可能な世の中に変化した情勢を受け、5月より「Workations」の開発に着手し、このたびのリリースに至った。

現在、同サービスでは7月末のリリースに向け、掲載宿泊施設関係者を募集中。また今後の展開として、「ワーケーション中に宿泊先のHPをリニューアルする」「滞在先の街の自治体のプロジェクトに参加する」といった、「シゴトを通じて地方を豊かに」というビジョンの実現を目指していくという。

さらに、「利用者側は、会員登録しお気に入りの宿泊先、過去の宿泊先などを見られる機能」「提供者側(宿泊施設関係者)は、宿泊者の管理や、宿泊プランの管理を管理画面から行う機能」「自治体ページにその街で行われているプロジェクトの掲載&人材マッチング」など、具体的な追加機能も検討しているとのこと。

詳細については同社リリースを参照。

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