株式会社NASUが運営するオンラインコミュニティ「前田デザイン室」では、「ぬけだ荘」という新たな取り組みが始まり、そのための仮想シェアハウスサイトがオープンしている。
ウェブ上でメンバーそれぞれの葛藤を包み隠さずさらけ出す取り組みで、7月8日(水)現在、現状からぬけだしたいという参加希望者は40名を超えているという。
ぬけだすきっかけは「気づき」
同社によると、人が何かからぬけだすきっかけは「学び」ではなく、誰かと話したり見たりして「気づく」ときであるという。
このような気づきとの出会いが多いのがオンラインコミュニティであり、そのきっかけを積極的に作り出すべく具現化したのが「ぬけだ荘」であるとも。
"悩めるメンバーがウェブ上の仮想シェアハウス「ぬけだ荘」に集っている"というイメージで、試行錯誤中の過程を皆にさらけ出し、1年かけて今の自分から抜け出そうという試みだ。
1人では無理でも皆とならできる
自分の悩みと向き合い、インターネット上で公開することで、同じ経験を持つ人からアドバイスをもらえたり、実行力が増したりといった相乗効果を狙っている。
「1人では無理でも皆とならできる」として、既に40名が自身の悩みや葛藤をさらけ出し、参加者同士の「気づき」から自然発生したコミュニケーションが生まれているという。
キャリアアップや仕事でモヤモヤしているビジネスパーソンの悩みもシェアできそうだ。詳細は同社プレスリリースで確認できる。
なお、ぬけだ荘では最終的に書籍化を目指しており、ぬけだした人全員が著者となって、来春には多岐にわたるぬけだし実践の実録を集め1冊の本に仕上げることを目標としている。
身近な他人のリアルなぬけだしの記録や経験が、また別の誰かの成長の糧になるとし、プロジェクトに参加して現状の不満からぬけだした人全員が、この本の著者になることができるという。
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