HOMEビジネス 明日はどこで仕事する?7月第1週に発表された「テレワーク関連サービス」まとめ

明日はどこで仕事する?7月第1週に発表された「テレワーク関連サービス」まとめ

白井恵里子

2020/07/09(最終更新日:2020/07/09)


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新型コロナウイルスの影響を受け、在宅勤務やテレワークという働き方を導入する企業やビジネスパーソンが急増した。

加えて、オフィスにこだらわず多様な場所で働くという考え方は、ワーケーションへの注目も集めた。リゾート地などリフレッシュできる環境で、仕事と休暇を掛け合わせる働き方だ。

この記事では、U-NOTEが7月第1週に伝えた「テレワークに関するサービス」をいくつか採り上げ、紹介する。

近場でテレワーク

ホテルテレワークサービス「Threes」βver始動

トーキョーサンマルナナ株式会社は7月1日(水)、ホテルのアイドルタイム(遊休時間)における客室やラウンジ、朝食会場などをワークスペースとしてビジネスマンに提供するホテルテレワークサービス「Threes(スリーズ)」βverを、東京・大阪にて正式に開始した。

初回最低30分からの利用で、その後は15分単位で利用ができる。客室(個室)は15分125円からと、働く場所をカフェ価格で提供するという。

電源やインターネット回線、ドリンクなど一定基準を満たしたテレワーク・リモートワークに最適なワークスペースを探すことができる。

現在は東京・大阪エリアのみ対応だが、今後は福岡・札幌など主要都市での参画も進めているそう。宿泊施設の朝食会場や会議室、客室などを中心に今後遊休空間の加盟施設を増やし、来年春までに主要都市約1000施設の加盟施設を計画しているという。

出典元:ホテルのラウンジや客室で気軽にテレワーク、遊休空間を活用した「ワークスペースサービス」が東京・大阪で開始

TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア・定額コワーキングサービス

株式会社株式会社蔦屋書店は7月1日(水)、「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア」をリニューアルし、コワーキングスペース「SHARE LOUNGE」にて、月額制のプレミアムメンバーサービスを開始した。

料金は月額3万5000円(税別)。快適に仕事するための設備やアメニティ、こだわりのナッツや厳選したジュース・アルコールなどを好きなだけ楽しむことができ、マガジンライブラリーも自由に利用できるという。

併せて、ビジネス書を中心としたワークスタイルの提案を強化するフロアも新設した。同店舗の選書テーマである「旅は人を“クリエイティブ”にする」に加え、要望の多かったビジネス書を「半歩先の情報と、確かな名著に出会える」という選書テーマのもとピックアップし紹介。ワークスタイルがより豊かになる提案につなげていく。

■「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア」店舗概要
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン11F
営業時間:10:00〜23:00/不定休
席数:173席(有料席を含む)

出典元:TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエアがリニューアルオープン、定額制コワーキングサービス開始

リゾート地でワ―ケーション

リゾートワーケーション滞在プラン「ワーケーションPlus+」

ユーアンドアールホテルマネジメント株式会社は、沖縄県・久米島にあるサイプレスリゾート久米島でのリゾートワーケーション滞在プラン「ワーケーションPlus+」の販売を実施している。販売期間は、2021年1月31日(日)まで。

同プランは、山や海などの観光資源・施設が豊富で、人混みや渋滞に悩むこともないゆったりした時間が流れる久米島だからこそ叶う、贅沢リゾートワーケーションだという。

全館無料Wi-Fiを使用し、ホテルの客室をはじめ、インフィニティプールが一望できるラウンジやテラス、半個室エリアなど、館内の様々なワークプレイスで仕事をしながら、フリードリンクのコーヒーでひと休み。コピーやFAX、プリンターなど仕事に必要な設備も無料で利用できる。

プラン特典として、貼るアロマシートやアイマスクなど、ワーケーションをサポートするチャージアイテムを揃えている他、館内で提示すると様々なサービスが受けられる専用パスカードも用意している。

安心安全に滞在できるよう3密回避を徹底。また、館内随所において衛生管理を基盤とした取り組みを行っており、利用者および従業員の健康管理を徹底しているという。

出典元:久米島の大自然を感じながらテレワーク「リゾートワーケーション滞在プラン」来年1月末まで販売、3密回避も徹底

白馬リゾートテレワーク

白馬観光開発株式会社は7月1日(水)、白馬岩岳エリアを中心とした大自然や各施設を1つのワークスペースとして活用できる新プラン「白馬リゾートテレワーク」の提供を開始した。

様々な場所にワーキングスポットを用意し、その日の天候や気分、仕事内容に合わせて好きな場所で働ける仕組みを提供。クリエイティビティや生産性を向上させる新しい働き方をサポートする。

主なワーキングスポットとして、北アルプスの絶景が話題のテラス「白馬マウンテンハーバー」や、白馬岩岳山頂のブナの森にテーブルとチェア、Wi-Fi環境を完備した「森のオフィス」などを用意。岩岳山頂の施設は、Wi-Fi・入場料が無料となる。

エリア内には、マウンテンバイクやトレッキング、アドベンチャー施設など、体を動かせるアクティビティも充実しており、デスクワークの気分転換やストレス発散として利用することができるという。

出典元:白馬岩岳エリア全体が1つのワークスペースに!大自然の中での新しい働き方「白馬リゾートテレワーク」提供開始

ワーケーション宿泊施設「伊豆ハウス ラグジュアリーログ暖炉」

レイポイント合同会社は、静岡県伊東市に、ワーケーション宿泊施設「伊豆ハウス ラグジュアリーログ暖炉」をオープンした。

同施設は緑に囲まれた立地。天井が高く、窓から緑が見える部屋のつくりになっていて、のびのびとした気持ちで仕事に取り組めるほか、施設の近くでは、ハイキング・乗馬・釣り・ドルフィンスイム・サーフィンなどのアクティビティを体験できるという魅力も。

高速インターネット回線・コクヨ社オフィスチェア・31型モニターなど、リモートワークの環境を整備しているほか、世界中のホテルで使われているシーリー社のベッド、フランスベッド社クイーンサイズソファベッドなども用意していて、休息環境にも力を入れている。

さらに、外資系コンサルティングファーム出身者によるブランディング・マーケティングの無料コンサルティングを受けられることも大きなメリット。こちらは日程調整が必要となる。

出典元:希望者にはマーケティング無料コンサルも付帯、ワーケーション宿泊施設「伊豆ハウス ラグジュアリーログ暖炉」がオープン

セミナー「旅するようにワーケーション―テレワーク時代の、働き方の未来―」

注目を集めるワーケーションをテーマに、未来の働き方について考えるセミナーも。

株式会社パソナJOB HUBは7月15日(水)、オンラインセミナー「旅するようにワーケーション―テレワーク時代の、働き方の未来―」を開催する。

参加費は無料。新しい働き方の研究をしている関西大学の松下慶太教授、旅を通じた関係人口の拡大を目指すANAホールディングスの次世代ツーリズム推進ディレクター野島祐樹さん、世界を旅して働くをコンセプトとする定額制住居サービス「HafH」の大瀬良亮代表がゲストとして登壇し、ワーケーションの可能性と未来の働き方について議論を深める。

【旅するようにワーケーション―テレワーク時代の、働き方の未来―】
・日時:7月15日(水)19時~21時
・場所:オンライン
・定員:200人
・参加費:無料

出典元:テレワーク時代の働き方の未来とは?無料オンラインセミナー「旅するようにワーケーション」7月15日に開催

多様化する働き方を味方につけて、さらなるキャリアアップを目指してみてはいかがだろうか。

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