株式会社キッズプレートは、ZOOMなどのオンラインミーティングの画面上に、ユーザーが「スタンプ」を表示できるカメラソフトウェア「NICE CAMERA」を開発。8月の発売に向け7月6日(月)より事前受付を開始している。
スタンプで意思や感情を表現
ICE CAMERAとは、ユーザーがイラストやアニメーションを使って意思や感情を表現できる「スタンプ機能」を搭載した仮想カメラソフトウェアだという。
仮想カメラ機能をサポートしているオンラインミーティングツールであれば、ZOOMに限らず、様々なツールで利用できるそうだ。
同サービスを使うと、 商談や社内会議など相手が話しているときに口を挟みづらいオンライン会議でも、スタンプを送ることで様々な意思表示が可能となり、会議でのコミュニケーション円滑化が期待できるとしている。
また、同社によると教育のオンライン化では、参加者のプライバシー保護のためカメラ映像をオフにするオンライン講義が多いそうだが、同機能を使えば人物抜きでスタンプでの返答が可能となり、教師と生徒間で理解度を確かめ合うことができるとも。
加えて、ユニークなイラストやアニメーションを送り合えるスタンプ機能で、オンライン飲み会も盛り上がるかもしれない。
ZOOM疲れ解消に向けた取り組み
同社によれば、新型コロナウィルス禍のテレワークにおいては、「ZOOM疲れ(ZOOM Fatigue)」と呼ばれるオンラインミーティングの弊害が世界的に問題視されているとという。人間のコミュニケーションは93%が聴覚と視覚による非言語的コミュニケーションに依存しており、オンラインミーティングではそのほとんどの情報が欠けているそうだ。
同社でも経験上、オンラインミーティングでは「誰かが話している間は口を挟みにくい」「リアクションが限定的にしかできない」など、話し手も聞き手も十分な意思疎通が図れているか不安になるケースが多いとか。
このような状況を踏まえ「オンラインミーティングを楽しく効果的に」をテーマに、会話のリアクションにスタンプを使うことで、感情や意思など非言語的な情報を補完できる「NICE CAMERA」を開発したという。
発売は8月を予定しており、7月6日(月)より専用サイトで事前申込の受付を開始している。申し込みその他の詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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