HOMEビジネス 日本で働く若手人材へ!世界競争力ランキング34位に転落した日本が浮上するための鍵を探る「DBICビジョンペーパー」発行

日本で働く若手人材へ!世界競争力ランキング34位に転落した日本が浮上するための鍵を探る「DBICビジョンペーパー」発行

川田千尋

2020/07/05(最終更新日:2020/07/05)


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日本のソーシャルイノベーションを推進するための機関であるデジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)は、世界的ビジネススクールIMDの協力を得る形で、日本経済の未来を探るための「DBICビジョンペーパー」を7月1日(水)に発行した。

DBICビジョンペーパー

DBICは「世界競争力ランキング」を毎年発行しているIMDと設立当初から連携し、デジタルトランスフォーメーションの研究や研修を行ってきた。

その中で感じた日本企業に関する強い問題意識について、IMD北東アジア代表の高津尚志氏を交えて議論し、「競争力を上げるために今後、何をしていかなければならないのか」に関するDBICの構想とともにまとめたのがDBICビジョンペーパーだ。

世界競争力で日本は34位

今年発表された世界競争力ランキングでの日本の順位は63か国中34位と、過去最低の順位だった。

ビジョンペーパーによるとその原因は「ビジネスの効率性」、特に「企業の俊敏性」「起業家精神」「大企業の効率性」「労働力の生産性」にあるという。

今後日本が再び先進国となるためには、日本企業で働くビジネスパーソンが20世紀の模倣型エース人材から21世紀の創造型イノベーター人材へと変身する必要があるそうだ。

DBICビジョンペーパーは簡単な登録を行えばだれでも無料で読むことができる。※詳細はプレスリリースを参照

今後新しくビジネスを考えていきたい起業を目指す若手人材にとっても、読み応えのある内容だ。

出典元:DBIC VISION PAPER 未来へ 向けての提言

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