HOMEライフスタイル 20代のテレワーク経験者半数以上が「その日やるべき仕事を明確にする」を意識|Re就活しらべ

20代のテレワーク経験者半数以上が「その日やるべき仕事を明確にする」を意識|Re就活しらべ

さえきそうすけ

2020/07/02(最終更新日:2020/07/02)


このエントリーをはてなブックマークに追加

イメージ画像:AdobeStock

株式会社学情は、新型コロナウイルスの感染拡大やテレワークの推奨を受け、20代の仕事観や転職意識をひも解くためアンケート調査を実施。6月29日(月)、調査の結果を発表した。

調査は6月18日(木)~6月23日(火)の期間中、20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者837人を対象に行ったもの。

テレワーク経験者の3/4が収束後もテレワークを希望

同調査の有効回答数837人のうち、緊急事態宣言中にテレワークを実施した人は219人、実施していない人は618人。

テレワークを実施したという219人に、新型コロナウイルス収束後も引き続き実施したいか質問すると、「ぜひ実施したい」51.6%、「どちらかと言えば実施したい」24.7%となり、76.3%が「実施したい」と回答したという。

 

理由としては、「通勤時間を有効活用できるから」「実際にテレワークをしてみたら、問題なく業務を進めることができたから」などがあがった。

ただし、テレワークに前向きな人からも「業務を進める上でメリットもデメリットもある」「常にテレワークだと業務を進めにくい」という指摘もあり、「テレワークと出社を上手に組み合わせたい」という意向が伺えると、同社では分析している。

ハイブリッド型教育が必要か

一方、約4分の1の人は、新型コロナウイルスの収束後のテレワークに慎重な姿勢を見せている。

慎重派からは、「エンジニアなのでスキル習得が必須。自走することも大切だけど、直接指導してもらいたい」「営業職なのでお客様と対面で商談したい」という声があったという。

20代は仕事で経験を積みながら、仕事の進め方や社内の人間関係を構築、スキルを習得していく年齢層なので、企業側には、オンライン研修や出社した際のフォローなど、テレワークと出社を組み合わせた「ハイブリッド型教育」が求められるとしている。

半数以上が「その日やるべき仕事を明確にする」を意識

テレワークの際に意識していることについて尋ねると、51.1%が「その日やるべき仕事を明確にする」と回答し最多に。

次いで「オンオフの切り替えを意識する」が49.8%で、時間の使い方を意識している人が多いことがわかったという。

コミュニケーションに関しては、「上司への報告や相談を小まめにする」が34.2%で、「同僚と意識的にコミュニケーションをとる」の17.4%を上回り、20代はテレワークの際、同僚よりも上司とのコミュニケーションを意識していることが明らかになった。

加えて、テレワークの際に不安に思うことを尋ねると、「運動不足」が42.5%と最多。次いで「上司にどう評価されているか分からない」42.0%、「文字だけのコミュニケーションでは伝わりにくい」40.2%となったという。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード