起業家コミュニティ「Impact HUB Tokyo」を運営する株式会社Hub Tokyoは6月26日(金)、浜松いわた信用金庫と連携し、静岡県浜松市街地に新規オープンするイノベーション・ハブ拠点「FUSE(フューズ)」にて、メンバーシップ登録のための一般公開を開始した。
約2000平米の面積の広大な施設
「FUSE」は、事業の立ち上げや推進のために必要なプロセスを体験できるイノベーション・ハブ拠点。約2000平米の面積で、500人以上のメンバー利用ができるキャパシティを備える。
コワーキングスペース・会議室・イベントスペースから、カフェ・スタジオ・業務用トライアルキッチンといった利用まで、事業を起こしたい人すべてに向けてデザインした空間になっているという。
「コミュニティ・ビルダー」が常駐
同施設には起業を志す人の課題に寄り添い、コミュニティの醸成や活性化をサポートする「コミュニティ・ビルダー」が常駐していることが、ユニークな特徴だ。
人との繋がりや学びを重視し、第二創業や中小企業創業者など起業を考える人たちに、経験や知識を共有できる仲間と出会える場を提供していくという。
一般登録受付を開始
同施設では6月26日(金)より、メンバーシップの一般登録受付を開始。7月末までは無料メンバーシップ期間となり、施設にあるさまざまな機能のうち、コワーキングスペース・ラウンジスペースの利用が体験可能だ。
無料期間終了後は、8月1日(土)より有料化がスタートし、月額利用料2万円(税抜)に加え、法人登記やメールボックスの利用、固定席や個室の利用などの追加オプションが利用できる。
オープンハウス開催
メンバーシップ登録をするためには、オープンハウスに参加する必要があるとのこと。
オープンハウスは一般的な説明会ではなく、大学のオープンキャンパスのように双方理解や交流を目的として開催するものだ。
同施設に興味を持っている人、一緒にプロジェクトやイベントのコラボレーションを考えている人、起業家プログラムに加わりたい人などが参加し、運営チームとの対話や空間ツアーを通して、施設のコミュニティや思想をより具体的に知ることが目的だという。
また、参加者の事業上のニーズや具体的な要望をヒアリングすることで、実際の利用方法やコミュニティへの参画を、運営チームが一緒に考える。
コミュニティ・イベントを7月9日に開催
コミュニティ・イベントの開催を7月9日(木)に予定。こちらは、さまざまな業界で活躍するゲスト起業家を迎え、車座形式で経験や知識をシェアしていくイベントのシリーズ第1弾となっている。
今回は「FUSE Talk Circle vol.1~時代の激変に耐えうる経営の長期ビジョンの立て方とは?~」と題し、新型コロナの影響で激変する社会の中で、これからの時代に合わせた事業の提供価値やビジョンにフォーカスした内容になる見込みだという。
【イベント概要】
◆日時:7月9日(木)午後6時~
◆定員:15人
◆場所:FUSE (静岡県浜松市中区鍛冶町100-1)
同施設やイベント詳細などについては、同社プレスリリースを参照。
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