株式会社リフトは、レザー雪駄サンダル「サン駄(江戸前 sandal)」を、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて6月23日(火)~7月27日(月)まで先行販売している。
「靴の街」浅草で一貫生産
同製品は、雪駄を夏以外でも履いてもらいたいとの思いから、他クラウドファンディングサイトで2000万円以上の支援を得た「サン駄 (江戸前 sandal)」の鼻緒素材をベロア革に変更したもの。
生産元の「LIFT」は、「靴の街」として知られる浅草の地で、2000年に革靴屋として創業。自社の工場を浅草に置き、一貫生産を行っている。
特殊製法で特許を獲得した革靴を生産したり、アパレルブランドとのコラボレーションをしたりするなど、ユニークな製品の展開に取り組んできたそうだ。
本革やベロアを使用
「サン駄(江戸前 sandal)」は、雪駄のフォルムはそのまま、「履き心地」と「歩きやすさ」に重点を置いて開発。革靴屋の技術を活かし、表面には本革を使用している。
鼻緒部分にレザー素材の牛ベロアを使ったもので、夏以外の季節も着用できる。浴衣だけでなく、大人のカジュアルファッションにも合う「現代の雪駄」だという。
履き心地に直結するこの鼻緒部分は、形状や製法に工夫をこらし、靴ずれを防ぐよう配慮したつくりになっている。
滑りにくくクッション性も高い
ソール(靴底)には、登山やアウトドア用の靴にも使用するヴィブラム社の開発したモルフレックス配合のアウトソールを採用。滑りにくく高い強度を誇るという。
また本体は、低反発スポンジ・高反発スポンジ・中材・クッション性に優れた素材「EVA」を重ね合わせた、独自開発の4層構造になっている。絶妙な厚みと柔らかさで姿勢が取りやすく、履き心地の良さと安定感を実現。また、最大4cmの厚みがあるので、履くだけでスタイルアップ効果も期待できるそうだ。
全6サイズ(3S~XL)展開で、カラーは全10パターン。鼻緒と土台の革材の組み合わせから、好みに合わせて選ぶことができる。
一般販売予定価格は1万9800円で、クラウドファンディング期間中は割引価格で購入することができる。
詳細は同社リリースにて確認できる。
出典元:ストレスフリーの日本製レザー雪駄サンダル。まさに現代の履き物。/CAMPFIRE
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