社会人を対象にした英語の教材・サービスを提供する株式会社アルクは6月23日(火)、「アルク英語教育実態レポート」の第17弾となる「日本の仕事現場における英語使用実態調査」の結果を発表した。
仕事における英語使用への理解を深める
同調査は、3カ月に1回以上仕事で英語を使っている20~50歳の男女679人を対象に、2019年11月14日(木)~11月25日(月)の期間、インターネットにて行なった。
英語を使って行う仕事にはどのような種類があり、どのような人がそうした仕事を行っているのかを、代表的ないくつかのグループごとに描写することで、「仕事における英語使用」への理解を深め、学習における目標設定をしやすくすることを目的とした調査だという。
仕事で英語を使うシーンや英語力は様々
実際に仕事の現場で求められている英語力とは、どのようなものなのだろうか。
この調査では仕事で英語を使うシーンとしてメール・レター・チャットや書類の読み書きが多い人をグループ1、さまざまな業務を英語で実施している人をグループ2、書類の読み書きが多いという人をグループ3、対面でのやり取りが多い人をグループ4と分類している。
全体を見るとグループ2は英語力が高く、海外滞在経験もある人が多いが、それ以外のグループは挨拶程度もしくは英語でのコミュニケーションに困難を感じている人も多い。
ゴールを決めて学習を
今回の調査で、一口に「仕事で英語を使う」といっても必要な能力やレベルはさまざまであることがわかった。
同社は、「将来的に仕事で英語を使うかもしれない」という漠然とした思いだけでは目標設定がしづらいが、やりたい仕事はどのグループに属しているのかを考えることで「英語学習の一つのゴール」がみえ、学習への継続意欲に繋がるのではないかとしている。
調査レポートの全文やその他詳細はプレスリリースから確認できる。
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