HOMEビジネス 地下トランクルームを有効活用した完全非対面のコワークスペース「Storage&Co-work」2号店が西新宿にオープン

地下トランクルームを有効活用した完全非対面のコワークスペース「Storage&Co-work」2号店が西新宿にオープン

さえきそうすけ

2020/06/25(最終更新日:2020/06/25)


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不動産の開発・投資・AIプラットフォーム事業を手がける株式会社マクロマイスターは6月13日(土)、地下空間にトランクルームとコワークスペースを融合した「Storage & Co-work」の「エミリオ西新宿店」をオープンした。

同店舗は今年2月にオープンした「ザ・フィガロ市ヶ谷」に続く2号店となる。

予約から鍵の受け渡しまで完全非対面

同スペースは、トランクルームを単なる物置場ではなく「作業ができるトランクスペース」、かつ「0円で法人登記ができるバーチャルオフィス」として利用できる全く新しいコンセプトのシェアスペースだそう。

同社によると、新型コロナウィルスの影響でリモートワーカーが増えているが、「在宅での仕事は集中できない」「カフェやシェアオフィスは人と接触してしまうので感染が怖い」といった不安の声が依然として多いという。

この問題を解決するべくIoT技術を活かし、同店舗ではスペースの予約から、スマートフォンを使っての鍵の受け渡しなど、完全非対面で利用できるとしている。

利用者は初回からオンラインによる申し込みができ、オンライン決済・キャッシュレス決済での対応が可能だ。

利用者と不動産オーナーに配慮

同社によれば、一般的に地下の賃料相場は安く稼働率は低いそうだが、トランクルームとして細かく区割ることで、基準階と同等以上の賃料単価で貸すことが可能に。不動産オーナーは地下空間の賃料を最大化し、リスクを分散することができるという。

従来のトランクルームのイメージとは異なり、あくまでもコワークスペースとしてのデザインを重視し設計しているとも。

オペレーションはできる限りシンプルに、人がいなくても運営できるよう、リモートオートロックやIoTを採用し、自動化を図ったとしている。

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