2017年7月に光文社が発売し、紙・電子版の合計が17万部を突破しベストセラーとなっている、新書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(山口周氏著)。
同社は、同書のコミック版『マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周氏監修/マンガ・PECO)を6月17日(水)に発売した。
ベストセラーの新書を漫画化
同社プレスリリースによると、元の新書は、論理的思考とMBAだけでは戦えない、「役に立つ」から「意味がある」へと新時代を生き抜くための必読書。発売以来売れ行きが好調で、6月3日(水)には重版が決定したと発表した。
20刷5000部の増刷を加えると紙書籍は累計14万部を記録し、紙・電子版の合計は17万部を突破したとしている。
そんなベストセラーが今回コミック化され、マンガと図解でわかりやすくそのエッセンスが学べるという。
ビジネスに美意識が必要な理由を探る
新書によれば、グローバル企業が著名なアートスクールに幹部候補を送り込んだり、ニューヨークやロンドンの知的専門職がギャラリートークに参加したりするのは、極めて功利的な目的で「美意識」を鍛えているからに他ならないとか。
これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、「サイエンス重視の意思決定」では、複雑で不安定な今の世の中でビジネスの舵取りをするのは難しいとしている。
今回発売のコミック版では、自分が食べたい弁当のおかずを商品化することを夢見て、アジサイ食品企画開発部で働く入社3年目の今井さきを通して、ビジネスに美意識が必要と考える具体的な理由を探っていくという。
「データや経験を超えた、刺さる商品を生み出すには?」を問う同コミックは、1200円(税別)で発売中だ。
なお、新書および著者に関する詳細等は同社プレスリリースで確認できる。
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