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英語力を高めたいビジネスパーソン必見!6月第2週に発表された英語学習支援サービスまとめ

白井恵里子

2020/06/18(最終更新日:2020/06/18)


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自動通訳デバイスや自動翻訳サービスなどが急速に広まりをみせる昨今だが、「英語が流暢に話せることによる仕事の効率化」や「英語で海外の人とやりとりすることの楽しさ」などを実感し、英語力を上げたい!と考えるビジネスパーソンも多いのではないだろうか。

この記事では、U-NOTEが6月第2週に伝えた英語学習支援サービスなどを紹介する。

学習支援サービス

英語スピーチ添削サービス「スピテン」

株式会社プログリットは6月8日(月)、毎日英語のスピーチ添削を受けることができる新サービス「スピテン」をスタートした。

このサービスでは、第二言語習得論に基づいた理論により、プロのスタッフが利用者ごとの課題を分析し、そのレベルや話したいシーンに合わせたスピーチ課題を提案。

利用者は1分間の自己紹介をはじめ、毎日届くスピーチ課題を英語で話して録音。チャットアプリを利用して同社スタッフに録音した音声を送信すると、24時間以内に添削結果が返ってくるという。

1週間の無料体験期間を設けており、料金は月額1万9800円(税別)。6カ月で10万6800円(税別)のプランも。

同社は他にも、1日30分から英語の音声添削を受けることができるサービス「シャドテン」も併せてスタートしている。こちらは毎日英語の音声添削が受けられる月額サービスで、リスニング力向上に効果的なシャドーイングに特化した学習ができるという。

出典元:スピーキングの添削が毎日受けられる!英語のスピーキング力向上に特化した「スピテン」スタート

Voicy公式チャンネルに英語ニュースチャンネルが登場

株式会社Voicyは6月8日(月)、ボイスメディアVoicyの公式チャンネルにて、初となる英語ニュースチャンネル「Voicy News Brief with articles from The New York Times」に7人の新パーソナリティを迎え放送をスタートした。

このチャンネルでは、米日刊新聞紙である「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」から、国際色豊かな記事を選び届けるという。

4月20日(月)からベータ版を放送していたが、この度新たなパーソナリティ7人を迎え正式放送を開始。ベータ版では平日のみの放送だったが、今回からは土日を含め毎日放送を聴くことができるという。

パーソナリティは英語のネイティブスピーカーや英語講師など、全員が日本語と英語のバイリンガルスピーカー。

パーソナリティが英語でニュース記事を2つ読んだあと、出てきた単語をピックアップし日本語で解説するので、難しい記事でも理解しやすいとしている。

出典元:ネイティブスピーカーが「ニューヨーク・タイムズ」の記事を紹介する英語ニュースチャンネルがVoicyでスタート

キャリアプログラム「KOMPAS ONLINE」

英語学習を目的としてはいないが、生の英語に触れながらキャリアについて考えることができるイベントも7月から開催予定だ。

合同会社aademoは、7月4日(土)、18日(土)、8月1日(土)の3日間、キャリアプログラム「KOMPAS ONLINE」をオンラインにて開催する。

デンマークのHandle Mods社と連携し、組織・キャリア開発のコンサルタントが、北欧の教育メソッドやアクティビティを取り入れながら行うという。

ベースとなるアクション型プログラム「KOMPAS」は、デンマークの教育機関「フォルケホイスコーレ」の現地学生と一緒に寝泊まりをして自分のキャリアについて考えるというもの。

教室以外に、自然の中で行うアクティビティも重視しており、レゴブロックやアートで表現するなど、五感を最大限に活用する体験を提供するという。

「KOMPAS ONLINE」では、オンラインで現地のデンマーク人コンサルタントがリアルタイムで進行し、デザイン・アート思考・U理論・デンマークの教育メソッドなどについて学ぶ。日本語通訳付きなので英語力は特に必要ないそうだが、生の英語に触れられるチャンスでもある。

出典元:自分の強み・キャリアを考える3日間!デンマーク式のアクション型キャリアプログラムがオンラインで開催

英語学習者の9割がネイティブのような発音に憧れを抱く

では英語学習者は、どのような理由で、何を目指して学習を続けているのだろうか。

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、「英語のスピーキングに関する実態と意識」について、全国の20代~50代のビジネスパーソン男女500人を対象に調査を実施。その結果を6月8日(月)に公開した。

「英語で話すことが好き」85.2%

調査結果によると、ビジネスパーソンの85.2%が「英語で話すことが好き」と回答している一方、実際に英語で話すことが得意な人が47.8%に対し、苦手な人も52.2%と拮抗していたという。

英語で話すことが好きな理由は、1位が「外国人と意思疎通ができるから」、2位「外国人と親しくなれるから」、3位が「新しい言語を学ぶこと、話すことが好きだから」という結果に。

英語を話すことが苦手な理由を尋ねると、「語彙力に自信がないから」という回答が一番多く、次いで「流暢に話せないから」「発音に自信がないから」という回答が続いた。

「ネイティブのような発音で話せるようになりたい」90%

90%が「ネイティブのような発音で話せるようになりたい」と思っていることが明らかになり、さらに、「ネイティブのような発音で話すことができるようになったら、積極的に英語で外国人に話しかけたい」と思っている人は89.2%にのぼったという。

また、「仕事で英語を使う」と答えた人に、ネイティブのような発音で話せれば仕事がスムーズになるかどうか尋ねると、「思う」「どちらかといえば思う」との回答が91.4%に。

外国人と意思疎通を図るために大切なことは他にもあるが、ネイティブのような発音に憧れを抱くビジネスパーソンが多い現状が、浮き彫りになった。

出典元:英語学習者9割が「ネイティブのように発音できれば仕事もスムーズになる」|IIBC調べ

英語力は、自信を持って仕事をするための一手段。「英語が好き」「話せるようになりたい」という気持ちを大切に、自分に合った学習方法で、スキルアップを目指してみてはいかがだろうか。

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