HOMEビジネス 東京都、起業のつまずきを糧に再起をかける起業の挑戦者を募集中!7月2日にキックオフイベントも開催予定

東京都、起業のつまずきを糧に再起をかける起業の挑戦者を募集中!7月2日にキックオフイベントも開催予定

鈴木京

2020/06/17(最終更新日:2020/06/17)


このエントリーをはてなブックマークに追加

東京都は、過去に起業でつまずいた経験を糧に、再スタートを目指す人を応援する「リスタート・アントレプレナー支援事業(TOKYO Re:STARTER)」を実施するとともに、プログラム受講者の募集を開始することを6月15日(月)に発表した。

この事業は新規事業支援を行う株式会社ボーンレックスが受託し、運営を担う。

起業の失敗を危惧して踏み出せない潜在的起業家予備軍

都と同社の発表によれば、東京の経済の発展のためには、時代のニーズに応える新しい産業や経済モデルを構築する必要があり、その担い手となる起業家を輩出していくことが不可欠だという。

一方、起業に失敗したときのリスクを危惧し、起業に関心がありながらも、その一歩を踏み出せないでいる潜在的起業家予備軍が数多く存在するそう。

過去に起業に関してつまずいた起業志望者を支援

そういった状況を変えていくため、過去に起業に関してつまずいた経験を糧に、再度スタートを切ろうとする起業家「リスタート・アントレプレナー」(R・E)のためのアクセラレーションプログラムを立ち上げた。

プログラムの流れは以下。

R・E交流プラットフォーム(7月~8月)

過去の失敗に客観的に向き合い、再スタートに向けてのマインドセットを養うため、講演会や座談会を実施。

選抜(9月上旬)

失敗談ダービー(全1回)を実施。失敗経験およびそこからの学び・ビジネスアイディアについてのプレゼンを通して、審査を行う。

R・Eアクセラレーションプログラム(9月~2021年3月)

選抜した20人に対し、再スタートのためのアクセラレーションプログラムを全21回実施。

ビジネスアイディアのブラッシュアップや事業計画の策定、VCやエンジェル投資家等とのマッチング支援等、事業化に向けて集中的に取り組む予定だという。

成果報告会 2021年3月11日(木)(予定)

コンテスト形式で、プログラムの成果報告会を実施する。

【応募要項】

◆応募資格
過去に起業に関する失敗経験があり、再度起業することや事業のピボットを目指している、もしくはすでに再起業やピボットをし、概ね3年以内であること。
※都内で事業展開をしている人、又はその予定のある人に限る

◆募集期間
募集開始:6月15日(月)
一次締切:7月8日(水)
二次締切:8月14日(金)

◆応募方法
公式Webサイトのエントリーフォームより応募

なお、新型コロナウイルス感染症等の影響により、プログラムの内容やスケジュールに一部変更が生じる可能性があるという。

キックオフイベントを7月2日に開催

同プロジェクトのキックオフイベントを7月2日(木)に開催する。

ゲストに、株式会社BackCast代表取締役の杉本篤彦氏、合同会社Torana Company CEOの八木彩香氏を迎え、ゼロからの再起のストーリーや、事業に挑戦してきた経緯などについて、株式会社ボーンレックス代表取締役の室岡拓也氏とともに対談形式で講演する。

「再スタート」・「挑戦」・「ピボット」に関心のある人の参加を歓迎している。

【イベント概要】

◆日時:7月2日(木)18:30~20:30
◆参加方法:事前申込制、公式Webサイトから申込
◆申込期間:6月15日(月)~7月1日(水)

応募方法などプロジェクト詳細については、同社リリース参照。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード